君といたい明日もいたい の商品レビュー
あっさり読んじゃう
3年前に唯一の肉親である父親を交通事故で失った恵太は、伯父の章介と暮らすようになる。記憶の一部が欠如していた上、溜められた水に接すると体が動かなくなる発作も起こすようになっていたが、過保護な章介との生活は上手くいっていた――章介への気持ちを除いては。しかし高校の同級生から、当時恵...
3年前に唯一の肉親である父親を交通事故で失った恵太は、伯父の章介と暮らすようになる。記憶の一部が欠如していた上、溜められた水に接すると体が動かなくなる発作も起こすようになっていたが、過保護な章介との生活は上手くいっていた――章介への気持ちを除いては。しかし高校の同級生から、当時恵太が男とキスしているのを見たと告げられ――。 なんか須藤さんが汚い手を使って色々あったはずなのに、そこら辺がアッサリ描かれてて活かしきれてない気がします。ただグルグル考えてるだけの恵太からの視線でしか語られていないせいでしょうか。突っ込みどころは満載な気はするのですが、実際社会人にもなってない子だと、本当にここまでズルズル持ってかれちゃうのかもしれないなー、とそこら辺は変に納得しました。しかし最後までされなくて良かった良かった。 そして章介が付けてくるコロンは何故なのか、必要なのか?外泊禁止令といい中途半端な章介の対応に、彼の苦悩が滲み出ているとも取れました(笑)週刊誌の記事はこれからも恐喝やら何やら付きまとう事になりそうな・・・。どうするんでしょうか。
ゴロー
叔父×甥。過干渉ヤミ系叔父責め。 どのキャラも立ってる。オジサン好きには堪らない。 叔父もいいけど、当て馬もイイです! ストーリーもしっかりサスペンスになっていて、主人公の心理の移ろいも違和感なく感情移入して読めました。
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かっこいいはずの叔父さんの純愛物。さっさと事情を話せよ~イライラ…、でした。甥っ子恵太が好みじゃないんだよね。
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33歳叔父×21歳大学生。そして記憶喪失モノでした。 冒頭、明るい朝の歯磨き描写がなぜだかエロス。歯磨きチューブを指で挟んで扱いて歯ブラシにつけるだけの日常風景なのに… 事故で父親を亡くしてそのショックで昏倒、記憶喪失になった恵多をものすごく大事に過保護に扱う叔父の章介。二人の...
33歳叔父×21歳大学生。そして記憶喪失モノでした。 冒頭、明るい朝の歯磨き描写がなぜだかエロス。歯磨きチューブを指で挟んで扱いて歯ブラシにつけるだけの日常風景なのに… 事故で父親を亡くしてそのショックで昏倒、記憶喪失になった恵多をものすごく大事に過保護に扱う叔父の章介。二人の間には何かありそうなんだけど、恵多は何も思い出せないので焦れ焦れします。 そして、元恵多の交際相手だったのではと思われる弁護士の須藤が、「お前は章介に騙されている」と警告してきます。 記憶を失くす前、恵多は誰と付きあっていたのか、章介はどうして何も語らないのか、様々な疑惑がてんこ盛りになっていきます。 スリリングでミステリアスな展開で、沙野作品としてはそれほどダークでもなく893も登場せず、どっちかというと甘くて胸キュン比重の大きいストーリーです。 恵多の揺れる心もかわいいし、そんなにがまんして黙ってなくてもいいのにって思っちゃう章介にもキュンとします。 記憶がなくても恵多は章介のことが好きと言う気持ちははっきりしてブレがないので、読んでいて安心感があります。その分、章介がへタレに感じてしまうんですが。 タオル越しのおさわりとか、エロティックな描写がいっぱいあるので、二人のダイレクトなベッドシーンが少なくてもかなり隠微なムードでどきどきさせられます。 普通の記憶喪失話っぽく見えて、やっぱりエロなところがすてきです。
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