環境を知るとはどういうことか の商品レビュー
【由来】 ・「「流域地図」の作り方」で出ていた。養老孟司でもあるし。 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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子どものころよく松尾大社の近くの桂川で泳いで遊んだ。それがいつのころからか、遊泳禁止になった。今は木津川の近くに住んでいるが、子どもたちの学校では子どもだけで川に遊びに行ってはいけないと指導されている。実際、最近、近くの小学校の児童が、子どもだけで川に遊びに行っていておぼれて亡く...
子どものころよく松尾大社の近くの桂川で泳いで遊んだ。それがいつのころからか、遊泳禁止になった。今は木津川の近くに住んでいるが、子どもたちの学校では子どもだけで川に遊びに行ってはいけないと指導されている。実際、最近、近くの小学校の児童が、子どもだけで川に遊びに行っていておぼれて亡くなったそうだ。しかし、この川岸には、たくさんの植物があり、昆虫や鳥などもいて、自然といっぱい触れ合えるので、もっと川遊びができればいいと思う。大人がついていくしかない。さて、本書で登場する流域の考え方ですが、どうも最後まではっきりとしたイメージが抱けないままでした。お二人がよく分かった上で話をされており、ちょっと素人の私には入り込む隙間がなかったような感じです。ちょうど、常連さんの多い喫茶店にでも入った感じです。でもまあ、教育についての話などはとても参考になりました。
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流域思考という考え方に興味があり気軽な気持ちで手に取った本書だが、環境保護活動と行政の関わりなど、少し込み入った内容だった。ただ頭で理解するよりも実際に自然を感じる事、特に子供時代の原体験が大切なのだと思った。次世代に美しい自然を残すために、養老先生が仰る自然の「解」を子供たちに...
流域思考という考え方に興味があり気軽な気持ちで手に取った本書だが、環境保護活動と行政の関わりなど、少し込み入った内容だった。ただ頭で理解するよりも実際に自然を感じる事、特に子供時代の原体験が大切なのだと思った。次世代に美しい自然を残すために、養老先生が仰る自然の「解」を子供たちに体験させてあげる事も、我々大人たちの役目だと思う。
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環境についての、たくさんの話題があり、とても刺激的でした。 その中でも、流域思考についてとても興味を持ちました。 手軽に読めて、刺激を受けるのにとても良い本だと思います。
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以前からずっと気になっていた場所、小網代。 その小網代が載っていたので思わず買いました。 小網代を養老氏と岸氏が歩きまわっての対談という、ちょっと変わった形式。 内容的には小網代の話を皮切りに、「流域思考」について考えていくという構成です。子供の頃、川で遊び、川とともに育ってきた...
以前からずっと気になっていた場所、小網代。 その小網代が載っていたので思わず買いました。 小網代を養老氏と岸氏が歩きまわっての対談という、ちょっと変わった形式。 内容的には小網代の話を皮切りに、「流域思考」について考えていくという構成です。子供の頃、川で遊び、川とともに育ってきた人には是非とも読んでいただきたい一冊です。
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[ 内容 ] 生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。 小網代は源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。 本書で岸と養老孟司は共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。 自分が暮...
[ 内容 ] 生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。 小網代は源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。 本書で岸と養老孟司は共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。 自分が暮らす流域のすがたを把握することから、地球環境に対するリアルな認識が生まれるのだ。 後半では元・国土交通省河川局長の竹村公太郎も鼎談に参加する。 [ 目次 ] 第1章 五月の小網代を歩く―完璧な流域を訪れて 第2章 小網代はこうして守られた 第3章 流域から考える 第4章 日本人の流域思考 第5章 流域思考が世界を救う 第6章 自然とは「解」である [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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日本人は純粋志向が強く、この道一筋でひとつの仕事をしている人が尊敬される傾向があります。でも、この道一筋とは実は非常に地味な仕事について言う言葉です。人がそんな仕事を一生できるかよ、というような仕事を黙々と続けうることをいう。だから政治化の仕事についてはこの道一筋とは言わない。 ...
日本人は純粋志向が強く、この道一筋でひとつの仕事をしている人が尊敬される傾向があります。でも、この道一筋とは実は非常に地味な仕事について言う言葉です。人がそんな仕事を一生できるかよ、というような仕事を黙々と続けうることをいう。だから政治化の仕事についてはこの道一筋とは言わない。 そもそも地球にどうしてこういう危機がやってきたのか、というと原因は産業文明ということになる。産業文明がなぜ環境危機を引き起こしたのか?産業文明を執行する意志決定や企画には、地球の容量とか生態系のキャパシティには一する感性が基本的にかけている。
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環境保護と言葉で言うのは簡単だけど本気でそれをやろうと思ったらやっぱり行政の力を借りるほかないのだなあ。 と思ってたらふいに、ちょっと前に日本の水源が外資に狙われてるみたいな記事を読んだ事を思い出して欝
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「流域思考」という考えは、なかなか面白いと思う。 ぜひ環境教育等でも取り入れたいアイデアである。 それにしても、この本から私が受けた最も強いインパクトは、 今の私の生活が、自然からすっかり離れてしまっていて、 ほぼ100%人工環境の中で完結してしまっていることを 改めて痛感させ...
「流域思考」という考えは、なかなか面白いと思う。 ぜひ環境教育等でも取り入れたいアイデアである。 それにしても、この本から私が受けた最も強いインパクトは、 今の私の生活が、自然からすっかり離れてしまっていて、 ほぼ100%人工環境の中で完結してしまっていることを 改めて痛感させられたことです。 私と同様に、「人口世界」から殆ど出ないで生活している人は 結構いると思うのだが、本当にそれでいいんだろうか・・・。 将来何かしっぺ返しが来そうな気がする。
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○97産業文明がんぜ環境危機を引き起こしたか。産業文明を執行する意思決定や企画には、地球の要領とか生態系のキャパシティに配慮する感性が基本的に欠けている。 ★そのとおりだけど、感性って? ○112物事を因果の蓄積と見ないで、バラバラの事件のぶつかり合いとして見ていく。 ★因果関係...
○97産業文明がんぜ環境危機を引き起こしたか。産業文明を執行する意思決定や企画には、地球の要領とか生態系のキャパシティに配慮する感性が基本的に欠けている。 ★そのとおりだけど、感性って? ○112物事を因果の蓄積と見ないで、バラバラの事件のぶつかり合いとして見ていく。 ★因果関係から共通解を導き出した方が安心するんだろうけど、そこに硬直が生まれるとは思っていないんだろうな。 ○177そろそろ下水の糞尿からリンを取るシステムを作らなければいけない。 ★色んなものが枯渇していく中で、新たなシステムを望んでいるんだな。太陽電池だけじゃないんだ。
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