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三沢光晴外伝 完結編 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/03/20

三沢光晴、プロレスラー。 プロレスのすごさ、激しさ、楽しさを教えてくれた人。まだ学生だった自分にとって間違いないヒーローで僕にとってのスーパースター。テレビで、リングで観た三沢光晴はどのような人物だったのか。 多くのケガを抱えていてもリングに上がり続け、観客には100%以上のパフ...

三沢光晴、プロレスラー。 プロレスのすごさ、激しさ、楽しさを教えてくれた人。まだ学生だった自分にとって間違いないヒーローで僕にとってのスーパースター。テレビで、リングで観た三沢光晴はどのような人物だったのか。 多くのケガを抱えていてもリングに上がり続け、観客には100%以上のパフォーマンスを魅せ続けた。ファンは鶴田と、川田と、小橋との対決に酔いしれた。 プロレスラーは最強である、好きなタイプの人間は、『人の痛みのわかる人』、顔面骨折をしてもリングに上がるのは『今は今しかないから』。 本当に残念だけど、もう昔の試合動画でしか三沢さんを見る事はできない。あの衝撃的なニュースを聞いた時のショックと喪失感は今でも忘れない。 明日から、もっと頑張ろう。

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2022/10/10

三沢の生きていた時のエピソードは、全日ファンとしては痺れるし、泣けてくる。 本としてはちょっと筆者が前に出過ぎな気はします。三沢自身がエピソード豊富なタイプではないでしょうから書籍とするには難易度が高いかなと思いつつも、ピンと来ない例え話が多かったり、もうちょっと三沢の(あるいは...

三沢の生きていた時のエピソードは、全日ファンとしては痺れるし、泣けてくる。 本としてはちょっと筆者が前に出過ぎな気はします。三沢自身がエピソード豊富なタイプではないでしょうから書籍とするには難易度が高いかなと思いつつも、ピンと来ない例え話が多かったり、もうちょっと三沢の(あるいは周囲の人の)話が欲しいなと思いながら読み終えました。 とはいえ、三沢光晴の人となりを知るには貴重な作品だと思います。

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2021/10/31

90年代、いわゆる氷河期世代の若者たちが なぜあれほど三沢のプロレスに引きつけられたのか いちおう当事者でもあるので なんとなく想像はつく バブル崩壊前後、けっこう気負ってたんだよな 古い価値観が崩壊していく真っ只中で先行きの見えない時代 みんなガムシャラなものを求めていたのだ ...

90年代、いわゆる氷河期世代の若者たちが なぜあれほど三沢のプロレスに引きつけられたのか いちおう当事者でもあるので なんとなく想像はつく バブル崩壊前後、けっこう気負ってたんだよな 古い価値観が崩壊していく真っ只中で先行きの見えない時代 みんなガムシャラなものを求めていたのだ まあそれはやはりある意味で オカルトブームに通じる面もあっただろうが 天龍革命の場合 ベースとなる全日本の型に感情を乗せる形で 壊していくようなスリルがあった 三沢はそれ自体を再度、秩序化していったんだと思う ウェルメイドな過激さというか それを見せつつ、誰も傷つけたくないあまり むしろ自分をいじめることが目的になってるような印象もあって なにか悲壮感がただよっていた 実際、エスカレートする技の危険性を危惧する声は かなり早い段階で上がっていた それでもみんなどこか呑気に構えていたのは 結局それが「プロレス」だったからであろうと思う 死ぬ前に引き返せるはずだと思っていたのだ しかしそういう世間の目に、もっとも苛立っていたのが ほかならぬ三沢であったことは 想像に難くない いくら危険なことをやっても 正当に評価されてる感じがしないことへの苛立ちは この本の端々から滲み出ている 元は全日本在籍中に出版されたものだ 三沢の死後、加筆のうえ再版された 98年の夏ごろからマッチメークに携わるようになった三沢だが 結局、誰が相手だろうと全力を尽くすのみであり 相手にもそれを求めた 何が彼をそれほどまでに駆り立てたのか それはおそらく 自らを痛めつけることでしかバランスのとれない矛盾である そしてそれを超え続ける意志の力こそ 三沢の魅力だったかもしれない

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2018/11/12

ファン目線での三沢伝。 批判的な視点はないけれど、怪我だらけで試合をするプロレスラーのすごさってのは伝わってきますね。

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2010/04/22

平成11年に単行本として出版されたものを文庫化にあたって「再編集・増補」して「完結編」とした著作。 プロレスリング・ノアの社長兼エースとして日本のプロレス界を牽引してきた三沢光晴が試合中に亡くなったのは2009年6月13日、その突然の死を受けての文庫化だが、けっしてキワモノでは...

平成11年に単行本として出版されたものを文庫化にあたって「再編集・増補」して「完結編」とした著作。 プロレスリング・ノアの社長兼エースとして日本のプロレス界を牽引してきた三沢光晴が試合中に亡くなったのは2009年6月13日、その突然の死を受けての文庫化だが、けっしてキワモノではなく、プロレスラー三沢光晴と真っ正面から向き合った本である。 オススメ度☆☆☆☆☆ 5つ。 [内容紹介] 「止めろ…」。三沢光晴の最後の肉声はこの一言だった。99年に発売後、話題になった三沢本が大幅加筆して復刊。小橋らと死闘を繰り広げたレスラーとしての栄光、社長&リーダーとしての苦悩の日々を密着、三沢が最も輝いていた2年間を取材したドキュメンタリー。著者、長谷川博一が語る、男・三沢論。誰よりも気が強く、後悔することを嫌った男・三沢光晴の姿がここに浮き上がる。そして、三沢光晴没後の2009年8月、三沢光晴の付き人であった、三沢の魂を継ぐ男、丸藤正道&鈴木皷太郎選手に独占取材。三沢光晴の側にいた二人が、亡き三沢光晴について、ついに口を開いた・・・・・・。 [内容(「BOOK」データベースより)] 倒れたまま動かないでいる社長の姿は変だった。そして、三沢光晴の最後の声が発せられた。「止めろ…」これが最後の三沢の肉声だった。大幅加筆!丸藤&鼓太郎が三沢を語った。幻の三沢本復刊。三沢が一番輝いていた2年間を密着。 [目次] 第1章 43分29秒 第2章 俺を見ろ、と三沢は言った 第3章 幻の三沢秀樹 第4章 誘う男 第5章 八百長への反論 第6章 ランニング・オン・エンプティ 第7章 不良少年とプロレス 終章 月の涙

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