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司馬遼太郎を読む の商品レビュー

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2022/11/14

松本健一(1946~2014)による司馬遼太郎解説本であります。判り易く、司馬遼太郎の作品等を解説されております。司馬遼太郎が亡くなって14年後(2009年)の、あとがきにある、‘私と司馬さんとの関係は、生前よりも濃密になった‘、という言葉が良いですね、★四つであります。

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2015/05/26

 三大国民作家と呼ばれる司馬遼太郎、残る二人は夏目漱石と吉川英治である。いよいよ司馬遼太郎100冊読破目前にきて、彼が国民作家となりえた『坂の上の雲』に手をだそうかなとおもう、吉川英治の『三国志』と同じに、大事にとっておいている次第である。

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2011/09/10

作品入門としては、ちょっと物足りないかな。私が司馬遼太郎の作品で出会ったのは、高1の書写の宿題で「空海の風景」を読まされた時でした。それ以来、あまり熱心な読者とはいえません。もうすぐ、「坂の上の雲」の第二部の放送が始まります。楽しみです。(そうやって読まずに済まそうとする・・・)

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2018/10/14

著者松本健一は、最近話題となった書「海岸線の歴史」の著者。もともと北一輝に惹かれて歴史家になったらしい。本書の中で記しているように、北一輝や大川周明や三島由紀夫(革命ロマンチスト? 司馬が好んで描いた人物に比べると頭でっかちでスケールが小さそう。)に興味を抱くような著者が、なぜ司...

著者松本健一は、最近話題となった書「海岸線の歴史」の著者。もともと北一輝に惹かれて歴史家になったらしい。本書の中で記しているように、北一輝や大川周明や三島由紀夫(革命ロマンチスト? 司馬が好んで描いた人物に比べると頭でっかちでスケールが小さそう。)に興味を抱くような著者が、なぜ司馬と近づきになったのか、不思議。 司馬文学の読み方について、ノスタルジーを持って語るエッセイである。内容は、まあそんなものか。 書きとめておくべき小話: ・日本の江戸時代の船はお椀形で水面をすべるように動く。このため浅い港(大津浜(水戸)、萩、酒田、兵庫)が使いやすく栄えた。しかし喫水の深い西洋型の船が使われるようになって、背後に山を控えストンと水深が深くなる港(函館、横浜、神戸)にシフトした。 ・コンデンサーの紙は今でも土佐の和紙が8割(?) ・白組、赤組は、源氏、平氏? 那須余市が射た扇は赤地に金の日の丸。夕日の海面に扇が落ちる様は平家の落日を象徴。東大と京大の試合では、戦前は東大が白:源氏、京大が赤:平氏。(今はライトブルー対ネイビーブルー)

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