歌舞伎はともだち(入門篇) の商品レビュー

ペヨトル工房+柝の会(著者)

2010/09/17

歌舞伎関係者やフリークへの質問、対談の形で、歌舞伎の楽しみ方を指南しています。
まず劇場ガイド、チケットの買い方、幕間の食事をどうするか等々で、とても詳しく楽しいのですが、なにしろ発行が1992年。チケットシステムはこの時から随分変わっているし、各階の売店案内まで出ている歌舞伎座は建て替えられるので、その部分はもう歴史的資料かと。
後に続く演目の見分け方や、なぜ歌舞伎にハマったのか、どこが魅力なのかといった部分もなかなか読みごたえがあります。
例えば皆川博子さんが、芝居と澤村田之助について嬉しそうに語っていたりするので、『花闇』が好きな方などは楽しめると思います。

2009/10/04

歌舞伎初心者には面白く読める本だと思います。
少々マニアックな本でもあるのですが、「歌舞伎＝難しそう」という考えをなくす一冊！
写真もふんだんに使われているし、表紙からして「真面目な本ではないな。。。」と思わせる！
私的にはかなりおすすめ☆