標準テキスト オフショアプロジェクトマネジメント PM編 の商品レビュー
■概要 オフショア開発のキーとなる実務的なノウハウをプロジェクトマネージャ向けにまとめたテキスト。 オフショアプロジェクトの立ち上げから発注、コントロール、受け入れ、終結までの留意点を網羅した業界待望の実務者向けベストプラクティス。 オフショアPMO、プロジェクト運営支援、標準化...
■概要 オフショア開発のキーとなる実務的なノウハウをプロジェクトマネージャ向けにまとめたテキスト。 オフショアプロジェクトの立ち上げから発注、コントロール、受け入れ、終結までの留意点を網羅した業界待望の実務者向けベストプラクティス。 オフショアPMO、プロジェクト運営支援、標準化と持続的改善、グローバルソーシング戦略、企業内人材育成などについて、演習問題を交えながら詳しく解説。 ■仕事に活かせる点 業務で何かヒントが得られるかと 人材育成関連のページのみを拾い読みしました。 一番の収穫は「異文化適応CAAIモデル」。 ダイバーシティマネジメントの手法として提示されているもので、 意識的/無意識 適切行動/不適切行動の 2×2マトリクスです。 無意識×不適切行動の「混沌」ステージから、 意識的×不適切行動の「同化」(例:日本式の押し付け)、 意識的×適切行動の「融合」(例:押し付けから卒業) 無意識×適切行動の「統合」(例:日本式でも外国式でもない、第三の企業文化を醸成)ステージへと変容していく、というモデルですが、 ひとつの目指すべき形として、納得のいくものでした。 また、 ・CMMIの有効性は疑問(ある時期に認証要件を満たしたからといって、人材の流動性が高いオフショア企業では形骸化のリスクが高い) というのには納得・・・ (さわ)
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