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コンテンツ産業論 の商品レビュー

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2015/01/19

経済学的な視点から、限りなくコンテンツの中身に寄り添い制作された本。ビジネスとしてのコンテンツに主軸をすえながら、文化としての特性を踏まえ、その概形を論じる。5年前の著ながらも、それまでの長い歴史を踏まえ描かれているので、今でも充分に価値のある内容。 生産者と消費者の距離が近く...

経済学的な視点から、限りなくコンテンツの中身に寄り添い制作された本。ビジネスとしてのコンテンツに主軸をすえながら、文化としての特性を踏まえ、その概形を論じる。5年前の著ながらも、それまでの長い歴史を踏まえ描かれているので、今でも充分に価値のある内容。 生産者と消費者の距離が近く、ないまぜ、メディアミックス、同人等の手法をとって作品世界を共有する展開、またハリウッドメジャー的大作志向ではなく、作品の多様性が魅力である日本のコンテンツ市場。 業界を俯瞰するのに有効な、さまざまな示唆に富んでいます。

Posted byブクログ