イチャモン研究会 の商品レビュー

小野田正利【編著】

2020/09/05

学校で起こる保護者との問題を、うつになる教師、関わる病院、カウンセラーやＳＳＷ、弁護士など様々な角度から分析している。特に弁護士の提言が参考になった。

2013/07/04

学校現場でおきている問題を解決しようと研究している大学教授が書いた研究まとめのダイジェスト版。

いまいちピンとこなかったけど、税金でこの問題に取り組んでいるみたいなので、その成果をわかりやすく一般に知らしめようとする姿勢は良いと思った。

最近、つくづくいろんな問題の解決の為には、構造を変えなければいけないし、かえる順番を見極めないといけないんだろうと思っている。学校で起きていることもそうなんだと思う。
カウンセラーを導入したり、病院作ったり、研修したりしているけど、最終的に学校をどういうあり方にしたいか、それを保護者、学校、地域住民で決めるということが、最も重要だと思われるが、そのテーブルを作るのが難しいし、またその内容を浸透させるのもむつかしいし、その話し合いをファシリテートできる人材がものすごく不足しているのだろうなーと。どんな順番で何をすれば良いのか、一つ一つの学校で校長先生がリーダーシップ発揮しないと、、、、。
最後にでてきてた弁護士先生が「子供のため」という軸をぶらさず対応する事が大切と言っていたが、それにつきるとおもう。そこしか共通の目的がない。

2013/03/07

保育園で子供が他の子にかまれた！！
謝って欲しいのに子供の名前すら隠す保育園。
でも自分の子が他の子にケガをさせてしまった時は、
謝ってほしいと言われる矛盾。
そこから保育園や学校への不信感が生まれ、
母親は孤立する。
解決の糸口はこんなところにあった。

2013/02/23

いちゃもんとしか言えないような実例が読めるのかと思ったら違った。

確かにイチャモンみたいな事言う保護者も多いだろうし
過酷な職業だとは思うんだけど、
心を病む人の数が多いから＝大変とも言い切れないだろうな…と。

学校出て、学校に就職した教師と呼ばれる人達。
学校以外の「社会」を知らない彼らに、何か根本的な問題があるような気もしてしまうのは私だけかしら…。

2010/04/18

先生側の立場から書かれている学校と保護者との関わり方や
事件や背景について書いてある。
2004年には250人にひとりの先生が適応障害になっているとか、
地域や環境、親との関係の複雑化と疎遠化が原因と書いてあるんですが・・・
知ってますわーってコトばかり書いてあったので評価下げました。