日本一ヘタな歌手 の商品レビュー
この本てあまり話題になっていないですよね? たまたま見かけて読んでみたのですが、衝撃の内容でした。 産まれた時、医療ミスによって脳に重度の障害を負ってしまう。 医者はそれを隠すため産まれて間もない著者を自宅で殺そうとするが助け出される。 小学生になったとき、突如医療ミスの後遺症を...
この本てあまり話題になっていないですよね? たまたま見かけて読んでみたのですが、衝撃の内容でした。 産まれた時、医療ミスによって脳に重度の障害を負ってしまう。 医者はそれを隠すため産まれて間もない著者を自宅で殺そうとするが助け出される。 小学生になったとき、突如医療ミスの後遺症を発症するも、医療行為との関連性は認められないとされる。 重度の障害者となり、地獄のような日々が始まる。 介護に疲れきった実の母からの虐待、親戚からの暴言、唯一の介護者の母の死、施設職員の暴力・性的虐待、道行く人の心無い言葉…。 目を覆いたくなるような出来事に次々見舞われる。 何故彼女ばかりこんな目に会うのか? 法律も家族も、彼女を守ってくれない。 私は障害者の現実を今まで何も知らなかったのかもしれない。 そこで最近のあの事件。この本を読んでいない人々から沢山誤解も受けてしまった事だろう。 彼女や、彼女のような目に合っている人々が気の毒でならない。言葉もない。 彼女の曲の歌詞というのが、この本にある体験談をそのまま書いたような物で、かなりどぎつい。 聞いていて辛いし、これじゃ紅白出れないよー、と言いたくなるが、こういう歌詞になるのは仕方ないのかもしれない。 でも、先日TVで初めて彼女の人生が取り上げられていて、この本にあるよりもっと前向きに努力して生きていたことが分かった。 応援したいです。
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多摩市の施設で無料配布していたので読んだ。多摩市で活動していたというのを知って驚く。 障がい者に対する意識というのが自分も含めてかなり障害となっているのは強く感じる。 障がい者の人たちがいつも笑顔でいる裏には、そうしないといけないわけ、そうならざるをえないわけがあるのだと学んだ。
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朝美さんが、本を書いた。しかも光文社から。おどろいた。読んでみたら、もっと驚いた。そんなことがあったのか。いつも明るく目いっぱいお化粧をして輝いている姿しか知らないので・・・。 先日、福祉センターで開かれた、芸能ボランティア発表会の会場前で、「日本一ヘタな歌手」というタスキをつけ...
朝美さんが、本を書いた。しかも光文社から。おどろいた。読んでみたら、もっと驚いた。そんなことがあったのか。いつも明るく目いっぱいお化粧をして輝いている姿しか知らないので・・・。 先日、福祉センターで開かれた、芸能ボランティア発表会の会場前で、「日本一ヘタな歌手」というタスキをつけているのをみて、愉快な人だなとだけ、おもったのだが。 本では「M」と書かれている、自立支援組織で活躍されていたが、やめられたと聞いた。いまでも、多摩市におられて、自分の夢に向かってひたむきに生きている彼女に脱帽。
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なんて強い人なんだろう… というのが一番の感想。 私だったら…恥ずかしながら、耐えられる自信が全くありません… すごいです。思わず応援したくなる。 壮絶な人生を懸命に生きる姿に感動しました。 いつか紅白で歌が聴ける日を、私も信じてます☆
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