私の中のあなた(下) の商品レビュー
臓器移植を拒んで両親を相手に訴訟を起こした少女の物語。後半になって新たな展開が次々と見えてくる。隠されていたそれぞれの登場人物の背景、たしかに話題になる小説である。
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誰が正しいとか、正しくないとかではない。 正解も間違いもない。 物語の設定や登場人物の心情など、描き方が素晴らしいなと思った。
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この物語はフィクションです。 そう言い聞かせないとつらくなる物語。 アメリカのある所に、ひとつの家族があった。 両親に兄のジェシーと妹のケイト。 ケイトは2歳の時に、急性前骨髄球性白血病を発症する。移植を行わなければならないが、両親もジェシーもケイトと白血球のHLA型...
この物語はフィクションです。 そう言い聞かせないとつらくなる物語。 アメリカのある所に、ひとつの家族があった。 両親に兄のジェシーと妹のケイト。 ケイトは2歳の時に、急性前骨髄球性白血病を発症する。移植を行わなければならないが、両親もジェシーもケイトと白血球のHLA型が適合しなかった。 そして、両親はある決断をする。娘適合する骨髄を持つ子供を作ろうと。 アナはそうして生まれた。彼女は生まれてすぐに臍帯血を行い、姉に何かがあると骨髄移植などでその身を削っていた。 ある日、アナは弁護士の所へ行き「私の体を私のためだけに使いたい」と伝えた。そうして、アナの権利を守る裁判が始まった。それは、ケイトに腎臓移植を行わなければ、その後の生命が脅かされるタイミングでもあった。 両親はケイトのこともアナのことも愛している。けれども、アナの腎臓を移植しなければ、ケイトは死ぬ。 誰も間違っていない。けれども傷つく人がいる。 その家族のデリケートな問題を、ゆきつもどりつ進みながら、最後に見える風景は、もう、何と言っていいのか分からない。 上下巻だが読みやすいので、オススメしたい。
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難病ものといえばお涙頂戴。本書も当然そうなんだけど、家族間の法廷闘争(しかも原告は13歳)という楔を打ち込んで、安手のメロドラマにはならなかった( ´ ▽ ` )ノ。 問題はやはり誰もが言う通り、ラストだな......
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もちろん、これの上巻も読んだわけですが。。 あらすじとかを何も見ずに家にあったので何気なく読み始め。いきなりの重い展開に焦った…。 が、かなり面白い目の付け所小説だと思った。 自分の子が白血病患者だったら? 一人の命を救える人、救わなければならない人、一生を一人の人に捧げなけれ...
もちろん、これの上巻も読んだわけですが。。 あらすじとかを何も見ずに家にあったので何気なく読み始め。いきなりの重い展開に焦った…。 が、かなり面白い目の付け所小説だと思った。 自分の子が白血病患者だったら? 一人の命を救える人、救わなければならない人、一生を一人の人に捧げなければならなかったらどう考えるか…。 すべて、すべて、難しい問題だと思った。 なかなか、読んで、はいそうですか、と答えの出るような問題ではないことが多いが、こういうことを、一瞬でも意識しておくことは重要なのではないかと思われた。 最後の終わり方には本当に度肝を抜かれましたけれども…。
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下巻です。 告訴の真相が明らかになります。 そして掛け違えたボタンが元に戻っていきます…。 衝撃のラストは呆気にとられました; そんな展開アリかよ…orz こんな時代だからこそ読んでもらいたい作品。 家族の絆をこの作品で再確認してくださいませv 上・下巻ともにページ数が半端...
下巻です。 告訴の真相が明らかになります。 そして掛け違えたボタンが元に戻っていきます…。 衝撃のラストは呆気にとられました; そんな展開アリかよ…orz こんな時代だからこそ読んでもらいたい作品。 家族の絆をこの作品で再確認してくださいませv 上・下巻ともにページ数が半端ないので、時間が無い方は読破が厳しいかも。
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久方ぶりに、ねる時間を削って、最後まで読みたいと思わせる小説でした。 ラスト以外は、ずっと映画とかぶっているにもかかわらず。ものすごく、ドキドキしながら最後まで読みました。 ケイトの恋愛が、たった一章で終わっちゃったのとかは、まあ、そうなんだろうと思うけれど、なんていうかやりき...
久方ぶりに、ねる時間を削って、最後まで読みたいと思わせる小説でした。 ラスト以外は、ずっと映画とかぶっているにもかかわらず。ものすごく、ドキドキしながら最後まで読みました。 ケイトの恋愛が、たった一章で終わっちゃったのとかは、まあ、そうなんだろうと思うけれど、なんていうかやりきれない感じです。 そして、それでも語り出さないケイト。 衝撃のラストは、本当に、予想外でした。 わたしは、もっとオカルトチックなことが起こるのだと思っていました。 そして、ラストでやっとケイトが語り出す。かなり、計算し尽くされた効果でした。 賛否両論は、うなづける。 うーん、お話としては、ものすごく正しい終わり方だと思います。 映画と本と、どっちを先に読んだかで、多分、感想が左右されてしまうぐらい微妙なバランスの上にあると思います。 そして、わたしは映画を先に見た人です。 以下は、それを前提に。 ネタバレありです。 http://asobo.littlestar.jp/rin/2011/07/16/%e7%89%a9%e8%aa%9e%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%ae%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%95/
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非常にショックです。 ラスト・・・・どうしたら良いのか分からない程に衝撃を受け、考えざるを得ませんでした。 正解はきっと何度考えても分からない・・・。 でも、考えずには居られない・・・。 悲しい気持ちと、ホッとした気持ちと、非常に複雑です。
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終わり方が不服すぎる。 「19分間」 もそうだったけれど、終わり方がいっきにエンターテイメント小説となる。 終わりまではとても楽しめました。 She asked そして、下巻まで読み終わったあとで、上巻の最初の部分(導入部分)をぜひ読み返してほしいと思います。 ぞっとしま...
終わり方が不服すぎる。 「19分間」 もそうだったけれど、終わり方がいっきにエンターテイメント小説となる。 終わりまではとても楽しめました。 She asked そして、下巻まで読み終わったあとで、上巻の最初の部分(導入部分)をぜひ読み返してほしいと思います。 ぞっとします。 Aug 2010
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上巻の途中から少し中だるみ気味になった状態が続いている下巻。 途中何度か読むのを止めてしまいました(爆) ラストの衝撃は…(ノД`)ゥゥ 本当に声を出して「は?!」と言ってしまったくらいです;ω; その衝撃の余韻に浸ることもなく、あっさり物語が終了してしまうあたり、海外の本なんだ...
上巻の途中から少し中だるみ気味になった状態が続いている下巻。 途中何度か読むのを止めてしまいました(爆) ラストの衝撃は…(ノД`)ゥゥ 本当に声を出して「は?!」と言ってしまったくらいです;ω; その衝撃の余韻に浸ることもなく、あっさり物語が終了してしまうあたり、海外の本なんだなあー。と変に感心してしまいました(爆
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