北欧神話と伝説 の商品レビュー
・欠点は前書きの訳が読みにくいところ。 ・それ以外の神話、英雄伝説の訳は読みやすかった。そして詳細だし量も豊富。 ・北欧神話をもとにしたファンタジー作品やゲームが多いので元ネタを知りたくなった。今年は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が出るのでそのための準備でもある ・『指輪物...
・欠点は前書きの訳が読みにくいところ。 ・それ以外の神話、英雄伝説の訳は読みやすかった。そして詳細だし量も豊富。 ・北欧神話をもとにしたファンタジー作品やゲームが多いので元ネタを知りたくなった。今年は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が出るのでそのための準備でもある ・『指輪物語』の力の指輪から『FGO』の悪竜現象までその影響は多大だなと思う。この本を読むと以上の元ネタがアンドヴァリの指輪にあると分かる。
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2011/7/14 予約 7/23 借りる。7/28 チラッと見て返却。 北欧神話は、このところ数冊読んでいます。 この本は、解説は少なく神話がたくさん取り上げられいるし、図版や写真も入って、面白そうです。 また、機会があったら読みたい。 内容 荒涼峻厳な世界で育まれた北の民...
2011/7/14 予約 7/23 借りる。7/28 チラッと見て返却。 北欧神話は、このところ数冊読んでいます。 この本は、解説は少なく神話がたくさん取り上げられいるし、図版や写真も入って、面白そうです。 また、機会があったら読みたい。 内容 荒涼峻厳な世界で育まれた北の民の精神を語るエッダ、サガ、神話、伝説を読む。 ヨーロッパ北部周縁の民=ゲルマン人は、キリスト教とは異なる独自の北方的世界観を有していた。 古の神々と英雄を謳い伝える『エッダ』と『サガ』。 善悪二元の対立抗争、馬への強い信仰、バイキングに受け継がれた復讐の義務……。 荒涼にして寒貧な世界で育まれた峻厳偉大なる精神を描く伝説の魅力に迫る。 北欧人の奥深い神話と信仰世界への入門書。
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訳が熟れていて、とても読みやすい一冊。 出勤途中でチビチビ読み進めた。 こういう神話系を読むと、結局はどこも似たり寄ったりなのかなと思う。 思っていたよりも地味な話が多かったのが印象的だった。 ファンタジィゲームとかで取り上げられている題材とはあまり結びつかない感じ。 教養と...
訳が熟れていて、とても読みやすい一冊。 出勤途中でチビチビ読み進めた。 こういう神話系を読むと、結局はどこも似たり寄ったりなのかなと思う。 思っていたよりも地味な話が多かったのが印象的だった。 ファンタジィゲームとかで取り上げられている題材とはあまり結びつかない感じ。 教養としての神話というジャンルは、あっても良いと思う。
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久しく絶版になっていた新潮社版をずいぶん昔に買いました。 学術文庫で復刊されたのは実にめでたいです。 当時は北欧神話の本って本当に少なくて、これと新潮社のエッダとか、あとはギリシャ神話と併録された小学生向けみたいなのぐらいしか地方では手に入りませんでした。 内容はややクセがあると...
久しく絶版になっていた新潮社版をずいぶん昔に買いました。 学術文庫で復刊されたのは実にめでたいです。 当時は北欧神話の本って本当に少なくて、これと新潮社のエッダとか、あとはギリシャ神話と併録された小学生向けみたいなのぐらいしか地方では手に入りませんでした。 内容はややクセがあるというか、親しまれているオーディンやトールの出てくるエッダ系の物語は2/3ぐらいで、あとは各地のヴァイキング伝説や伝承物語といった感じです(こちらには「ハムレット」の原型である「アムレード」などが収録されていて、これはこれで面白いですよ)。 アスガルドサガ系をすっきり体系づけて読みたいのであれば、今はいろいろ出ている北欧神話まとめ系の本のほうが向いているかもしれません。しかし趣があって、リライトされすぎていない内容も私は好きです。
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西田幾多郎哲学論集を再読して疲弊した脳みそを休めるために、これを読んだ。 北欧神話と言うが、解説によるとこれは広義のゲルマン神話の一部で、ゲルマンが共有していた神話・伝説が北欧で若干の変容を遂げたものだということだ。 なるほど、伝説の人物達はまるでちょっとスポーツするかのような感...
西田幾多郎哲学論集を再読して疲弊した脳みそを休めるために、これを読んだ。 北欧神話と言うが、解説によるとこれは広義のゲルマン神話の一部で、ゲルマンが共有していた神話・伝説が北欧で若干の変容を遂げたものだということだ。 なるほど、伝説の人物達はまるでちょっとスポーツするかのような感覚で「ヴァイキング」に出かけたりする。略奪とか、ごく当たり前の世界だったのだろうか。 この本、前半は神話を扱っているが、叙述の途中でいつのまにか伝説の類になったり、ずっと後世の、史実に近いエピソードが入ってきたりと、ややわかりづらい語り口だった。 後半はいわゆるサガなどの「伝説・英雄談」で、これは「千夜一夜物語」に通じる、素朴な物語の楽しさを感じさせた。 最後の方で、ヴァーグナーの「ラインの黄金」に出てくる、ジークフリート(シグルド)なども登場。だいたい、ヴァーグナーの楽劇と筋はおなじ。ヴァーグナーの楽劇でも、強そうな英雄ジークフリートは非常にあっけなく死んでしまうが、こちらもそう。それどころか、あらゆる人物があっけなく死んでいき、物語はどんどん次の世代へと移ってゆく。 「世代を超えて物語は進んでいく」いや、あるいは「世代を超えた(個別性を棄却した)場所にしか物語は存在しない」という、古代社会以来の大前提がここにも如実に表れている。
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アムレードの話がわかりやすく書かれていて、たいへん助かりました(笑)。 どうも理解に苦しむところがあったもので。 北欧神話にこれから入る方にもわかりやすいです。 ただ、元の話自体が若干わかりづらいというのと、日本人には少し馴染みのない名前が並んでいるというので、 慣れるまでは少...
アムレードの話がわかりやすく書かれていて、たいへん助かりました(笑)。 どうも理解に苦しむところがあったもので。 北欧神話にこれから入る方にもわかりやすいです。 ただ、元の話自体が若干わかりづらいというのと、日本人には少し馴染みのない名前が並んでいるというので、 慣れるまでは少し混乱するかもしれません。
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読みやすい北欧神話。 ほぼ小説的な感覚で読めます。 ただ、内容を整理しながら読むのはちょっと大変なので 何か副読本があった方がいいかな?と。
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随分前に新潮社から出版されて、久しく廃版になっていたものが講談社の学術文庫として新装復刊したようです。 ゲルマンの思想のルーツであり、キリスト教以前の神々や英雄が語られる「エッダ」や「サガ」の世界を解説する入門書です。 この北欧のゲルマン思想に影響されている物語は数知れず、特に...
随分前に新潮社から出版されて、久しく廃版になっていたものが講談社の学術文庫として新装復刊したようです。 ゲルマンの思想のルーツであり、キリスト教以前の神々や英雄が語られる「エッダ」や「サガ」の世界を解説する入門書です。 この北欧のゲルマン思想に影響されている物語は数知れず、特にファンタジーがお好きな方は一読されると面白いこと請け合いです。 最近はトールキンの指輪物語によって再び脚光を浴びる機会はありましたが、もっと早くに文庫化して頂きたかったな。
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