論語 の商品レビュー
人によって解釈がかなり異なってくるので、できれば原文のほうをきっちり読むのをお勧めです。原文と現代語訳とが別にわかれて掲載(だったはず)なので、原文を自力で解読してみて、現代語訳(=解釈のひとつで正解ではない)と比較してみることができる一粒で二度美味しい本です。時代背景を調べたり...
人によって解釈がかなり異なってくるので、できれば原文のほうをきっちり読むのをお勧めです。原文と現代語訳とが別にわかれて掲載(だったはず)なので、原文を自力で解読してみて、現代語訳(=解釈のひとつで正解ではない)と比較してみることができる一粒で二度美味しい本です。時代背景を調べたりするとまた解釈が変わってきたりするので、とんでもない広がりをもつ一冊。
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30才くらいで読めば良かった。 人間とは何か。溟濛の時代にあって、人はいかに生くべきか。現代と交響する至高の古典に、われわれは親しみ、学んできた。だが、さらに多くの宝石のように美しいことばが、人知れず眠っている―。儒教学の第一人者が『論語』の本質を読み切り、独自の解釈、達意の現代...
30才くらいで読めば良かった。 人間とは何か。溟濛の時代にあって、人はいかに生くべきか。現代と交響する至高の古典に、われわれは親しみ、学んできた。だが、さらに多くの宝石のように美しいことばが、人知れず眠っている―。儒教学の第一人者が『論語』の本質を読み切り、独自の解釈、達意の現代語訳を施す。漢字一字から検索できる「手がかり索引」等を増補した決定新版。
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『論語 全訳注』の増補改訂版。本文の修補と「手がかり索引」・「孔子略年譜」を付け加えている。ページ数が32ページ増えて、索引部分が充実した。 後記に「著書は、油絵を描くことに似ている。(中略)著書を刊行したあと、修補したい箇所が絶えず出てくる・・・・・・」と述べられている。研究と...
『論語 全訳注』の増補改訂版。本文の修補と「手がかり索引」・「孔子略年譜」を付け加えている。ページ数が32ページ増えて、索引部分が充実した。 後記に「著書は、油絵を描くことに似ている。(中略)著書を刊行したあと、修補したい箇所が絶えず出てくる・・・・・・」と述べられている。研究というのはそんなものだ。 しかし、講義のテキスト用に出版した本を改訂もせずに学生に売り続ける先生もいるようだ。そればかりか、自分のことは棚に上げておいて、畑違いの分野の学説に首を突っ込んで、何の論証もなく陰口を叩くように批判する某工業大学の大先生などもいるのだから始末が悪い。 こんな輩を引き合いに出すのも失礼な話だが、加地先生の真摯な研究姿勢に心から敬服する。
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十三経注疏本を底本として、原文、書き下し文、現代語訳、注を付けた論語全訳です。 所々で図が用いられているので、文字だけでは理解しにくい説明も分かりやすくなっていると思いました。 ただ、全訳に拘らない方で、孔子のためになりそうな言動のみを読みたい方は、抄訳でも良いかも…と思いました...
十三経注疏本を底本として、原文、書き下し文、現代語訳、注を付けた論語全訳です。 所々で図が用いられているので、文字だけでは理解しにくい説明も分かりやすくなっていると思いました。 ただ、全訳に拘らない方で、孔子のためになりそうな言動のみを読みたい方は、抄訳でも良いかも…と思いました。
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