ザ・ストレイン の商品レビュー

ギレルモ・デル・トロ(著者),チャックホーガン(著者),大森望(訳者)

2017/10/21

全三部作$$おもしろい。$$テンポが良くだらだらとしたところがない。冗長な描写がないからか情景をすぐに思い浮かべることができる。$$映画を見ているみたい。というか映画にすべき作品。$$ただ、読み終えて考えさせるところや残る物はないのでエンターテイメントとして読む必要がある。$$ただ、ほんの表示デザインはいけていない。

2014/10/25

空港に到着した旅客機から無線応答がなく、照明が消え、誘導路上で沈黙。バイオテロやアウトブレイクを想定して防護服を着たCDCが突入。乗客200人全員が席に座ったまま死んでいた。なかなか緊迫したオープニング。

帯には「パンデミックスリラー」と書いてあるし、リアルではエボラ熱の流行もあるし、けっこうドキドキしながら読みはじめた。

が、後半から吸血ゾンビの話に変わってた。ゾンビものは嫌いじゃないけどさ。。。

2014/05/23

以前読んでいたが、その時はチャック・ホーガンが共著というのを意識していなかったので今回再読。
話に疾走感はあるしスケールが大きいし何より映画を観てるような描写で退屈せずに読める。とはいえ、ゾンビ（ドラキュラ）物のためかパンデミック（感染）が広がる過程がまだるっこしくも感じる。多数の人々の視点から描くのはいいがもう少し刈り取っても良かったのかも。デ・ル・トロとしては大好きなドラキュラものだから描きこみたかったのだろう。人間からの変遷の過程や弱点がしっかり書き込まれていて面白い。特に川を渡れないという設定はマンハッタン島をうまく舞台にしてて見事。
後半はこいつらの正体はエイリアンになりそうだなぁ。

2012/10/20

■やっぱりパンデミックな作品は洋モノ（古っ！笑）に限る！と思いながら読み進めていったんだけど、あれ？アレ？...いつの間にかバンパイアなストーリーに。（笑

■いや、面白かった。あまりあれこれ考えずにストーリを楽しめばいいんじゃないかな？と思った作品。

■敢えて例えると映像化された後のバイオハザードみたいな、エンターテイメント力重視...といった感じかなぁ。

2012/04/26

あまり前情報を入手せず読み始めたので、まさかのヴァンパイア物で驚いた。
不気味な飛行機や感染者の描写が良くできてる。
前半まではよかった。
後半から興味が続かなくなってきた。
映画にして2時間におさめる分にはいいんだと思う。

あと、続編の翻訳が出なさそうなのが…

2011/09/16

ギレルモ・デル・トロが書いた小説だというので読んだのですが…妙に理屈を持ち込んだ挙げ句に実はゾンビ＋ドラキュラという…まあ…もういいや。お勧めはしません。

2019/01/16

　空港に降り立った飛行機内の乗客は全員が眠るように死んでいた。そんなまさかの展開から始まるホラー小説。平和なはずの街が少しずつ侵食されていく様子は、恐怖感を煽っていく。
　三部作らしくこれからまだまだ新しい展開が起こりそう。

2010/07/08

小島秀夫監督（メタルギアシリーズ）のポッドキャスティング内のコーナで紹介されてたので読んでみたです。途中から気づいたのですが、つづきものかよぅ。次が早く読みたいです。

2010/07/10

序盤読んでる時の期待値が半端ない。読む手が止まらん。

空港に無事着陸した最新鋭旅客機が、突如として全ての機能を停止させた。管制塔からの通信にも答えない、乗客からの９１１通報もない。そもそもシステム的に全ての機能が停止するなんてありえない。
不気味なほど静かな機内。突入した特殊部隊が見たものは、死に絶えた２００人近い乗客乗員だった。

疾病対策センター（CDC）のチームリーダー、イーフはこの不可解な死因の調査を命じられる。

といった感じの前半から、どうしてあんなカオス展開になった。
面白い・・のか？少なくとも続編は読みたい。

2011/08/17

図書館で借りてきた。内容とか全然知らずに読み始めたのだけれど、物語の始めに思った話とは違ってて、えーっ、こっちに行く？みたいな印象。それから作者が「パンズ・ラビリンス」の監督だそうで、それならこの展開はうなずけるなぁ、と思いました。ネタバレしちゃうと面白さをちょっと減らしちゃうかもしれないのでうまく書けないな。