実践・老荘思想入門 の商品レビュー

守屋洋【著】

残念な老荘学集成

[聖熟女☆ミ]

老荘思想入門というから、中国史の引用が多いのかと思いきや、日本人の言行の引用が殆どでした。知識欲を満たす意味で言えばまぁまぁかもしれませんが、表紙の「中国文学者」の肩書きがあるんだから、きっちり中国史話から引用して欲しかった。
といっても、著者もさすがに食傷気味なのか、ネタ切れなのか、近頃守屋さんの本の引用はかな～り重複気味ですね。
物凄く期待した割に、かなり残念な本。
ただ、中国史ファンも、根底に日本史を知らないといけないので、その意味では必読の書かもしれません。

2023/02/14

荘子老子がどんな章立てになってて、どのくらいの分量なのかなどの全体像もわからないし、その思想のコアもわからない。入門書こそそういうの要るでしょ。
逆にあんたの説教は要らんのよ。
古い本だからこんなものかな。時代を感じる。

2013/07/14

老子・荘子の言葉を切り出し、世に不平を放つ。こういう思想の切り売りみたいなものは如何なものか。
しかも肝心の老荘の根底が分からない。老人の愚痴を聞かされた気分になった。
悪書。

2013/05/01

老荘思想の本を読み漁っている。

老荘思想解説やまとめの部分だけで言うとマンガ老荘の思想の方が完結でわかり易くまとめてあったように感じた、政界や歴史上の人物などの有名人による具体例などを挙げて其々詳しく紹介されてあり、社会で利用（意識）しやすい部分が見受けられた。
社会人で、タイトルに有るように思想を”実践”するならマンガ老荘の思想よりもコチラのほうが便利というか意識するのが容易だと思えた。

2012/10/25

激動の世の中に必死にしがみつこう、と気張らないで無心で考えることの大切さがこの本には書かれています。
昔の人が言った言葉だから、現代では環境下が違うので当てはまらないのでは？と考えている方、全く正反対です。
ちゃんと現代でも老荘思想は通じます。
むしろ、このような内容の本が現代人の救いの手となるのではないかと思います。

2011/05/12

「老子・列子」と「荘子」を読んでいたので、すんなりと読むことができた。

無心、無欲、自然

そんな生き方をしてみたい。