少年鉄人 の商品レビュー

山下貴光【著】

2010/08/06

最初はちょっと子供じみていて、敬遠しながら読んでいたけれど、いつのまにか鉄人のペースに僕も巻き込まれて、最終的にはドップリ浸かっていて、むしろ心地良かった。
コミュニケーションやら、友達の作り方なんてものを考えさせてもらえました。
小学生から中学生。何故だか高校生は外して、大人まで楽しめる物語だと思います。です。

2010/07/06

子供達のキャラがとても可愛くて面白かった。
最初、ん・・・？期待ハズレか？と思いながら読んでいたけれど、
途中でやめられなくなるくらい夢中になって読んでしまった。
初☆山下さんだったので、
他の作品も読んでみようかな♪

2010/07/03

山下貴光さんの作品をもう1冊……、という感じで購入！
これも読みやすくて、楽しかったです＾＾
胸がドキドキする感じがいいですよ！

2010/03/23

上手いこといきすぎではあるけれど、登場人物のキャラクターがよくて単純に読んでて楽しい。「屋上ミサイル」も「ＨＥＲＯごっこ」もよかった。次が楽しみ。

2010/02/10

すごく好きな作品。
世界を変えるためにできることを必死で頑張る少年の話。
やる気が湧いてくる。

キャラクターそれぞれが好き。

2010/12/14

欲しかったフィギュアを買うお金を奪い取られた小六の太一を
助けようと相手に殴られた少年は転校生の鉄人だった。
クラスの王様だった和真や頭脳派の義之、女子のリーダー千秋と
半ば強引に友達になった不思議な魅力のある鉄人は、
仲間のしるしとして彼の秘密である仙人を4人に紹介した。
仙人からのアドバイスで強さを取り戻しに向かった太一は
千秋に恋する義之と共に何故か一緒に喧嘩を教わることになる。
一方鉄人と和真は町を騒がせる通り魔犯を捕まえようとする
たこ焼き屋の忍者さんや彼の仲間たちと共に犯人探しに奔走する。
義之が喧嘩を習う理由とは、そして通り魔の犯人とは。
カバー写真：amanaimages
装丁・本文デザイン：松崎理(yd)

「やれることを放棄するな」を信条とした小六男子が
周りの大人も子供も巻き込んで世界を変えようとする話。
前作よりも話が身近になっていて馴染みやすいです。
鉄人の社交性には突っ込みどころ満載ですが
子供の冒険譚（にしては内容が重いけど）としてひきつけられます。
私の中で鉄人のイメージはワンピースのルフィ。

「「父ちゃんが死んだんが世界のせいなんやったら、俺は世界を許せへん。だから復讐するって決めたんや。世界を変えて、父ちゃんの仇を取る」」

2009/11/22

この人は魅力的なキャラクターを作り上げるのが抜群に上手い人なんだな。石田さんっぽい。ただお話はご都合主義的に布石（とも言えない）を回収していく様がわかって残念。もっとひねってほしいな。

2011/09/07

小学校6年生が主役。我が家にも6年生坊主がいるけれど、もっと幼いし、いい加減だ。ありえないだろうと思いつつ、最後まで読んだけど、中途半端で終わってるし、続編があるのかな。★2つでもいいくらい。

2009/11/08

テンポもよくてセンスがある文章を書く人だなって思う。
伊坂さんよりは石田さんっぽさを感じる。
『世界を変える』って関西弁で喋る鉄人の魅力に引っ張られてぐいぐいと最後まで読ませてくれました。
これが小学生、ありえへんってのは抜きにして青春エンタメバンザイって作品でした。

2009/10/28

＜内容＞内向的だが、心優しい、どこにでもいる普通の小学生・瀬尾太一。乱暴者で周囲に恐れられている、クラスの王様・大江和真。そんなふたりが在籍する6年1組に、関西弁の転校生がやって来た。あだ名は“てつじん”。太一と和真は、鉄人のペースに巻き込まれ、お互いが隠していた秘密を共有しあうことになる。やがて、クラスメイトのクールな秀才・森崎義之と、シッカリ者の学級委員・町村千秋も加わって、町で頻発している通り魔事件を追うことになり…。