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ハンド・オブ・デス の商品レビュー

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2011/07/23

怪奇・幻想・凶悪・残酷・破壊などなど、およそこの世の中の現実でも想像の産物でも、感知できるものすべては、どんなに酷いことでも卒倒しそうなことでも、目を背けずしっかり見聞きするように努力しています。 ドキドキ・ハラハラが好きということもありますが、実は本当は無類の怖がりなのですが...

怪奇・幻想・凶悪・残酷・破壊などなど、およそこの世の中の現実でも想像の産物でも、感知できるものすべては、どんなに酷いことでも卒倒しそうなことでも、目を背けずしっかり見聞きするように努力しています。 ドキドキ・ハラハラが好きということもありますが、実は本当は無類の怖がりなのですが、そういう言ってみれば負=マイナスの極限を知ることで、逆に真のプラスの理想・幸福・友愛・建設などの意味や価値を深く知ることができると信じているからです。 この本は、女性の皮膚を剥いで川へ流すという、あのおぞましい猟奇的な残忍な連続殺人事件を描いてアカデミー賞5部門を受賞した映画『羊たちの沈黙』(1991年)の、アンソニー・ポプキンスが演じたレスター博士のモデルのヘンリー・ルーカスという人物について書かれた本です。 こういう実際の殺人者を克明に描いたノンフィクションは、あす現実に目の前に彼が現れた時にどう対処するのかという問題としてとらえる視点で読むことも、あながち無駄ではないと思います。

Posted byブクログ