東京大学エリート養成機関の盛衰 の商品レビュー
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2009年刊。著者は同志社大学経済学部教授。 広くエリートを輩出してきた東京大学。 本書は、そのエリートの内実を時期に分けて検討し、日本社会における指導者層の意味を明らかにする。 しかも、エリートながら反体制派(これも時期による変遷など多義的)に与した人物にもスポットを当てる。 維新後の政治史との関連性が色濃い立花隆著の「天皇と東大」とは違い、統計データ等マクロ的な叙述、医学部出身者の行く末を議論の俎上に載せる、 さらには現代東大生の心象風景や出自をアンケートから炙り出す等、叙述は広い(反面、突っ込み不足のきらいは有る)。
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とーだいとーだい色々本書いてくれてまあ、気にしてくれてありがとうございます。期待以上のことできるようがんばってるんで見ててください、と言った感じ。
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