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フランス外人部隊のすべて の商品レビュー

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2023/09/26

 柘植久慶の「フランス外人部隊」みたいに外人部隊の歴史を書いている。柘植久慶がそれとなく引き写しているジュール・ロワの「ディエンビエンフー陥落」は使っていないみたいが、自称「元フランス外人部隊の格闘技教官」(昭和17年生まれの慶應大生が円持ち出しが制限されている時期なのに夏休みの...

 柘植久慶の「フランス外人部隊」みたいに外人部隊の歴史を書いている。柘植久慶がそれとなく引き写しているジュール・ロワの「ディエンビエンフー陥落」は使っていないみたいが、自称「元フランス外人部隊の格闘技教官」(昭和17年生まれの慶應大生が円持ち出しが制限されている時期なのに夏休みのバイト感覚で?)のような大言壮語はない。  もっとも柘植が嘘つきだと言い出したら脱柵&脱走兵の毛利元貞は言うまでもなく、サイモン・マレーにしても第2外人空挺連隊がアルジェリア独立後もいつまで経ってもアルジェリアと経歴が不自然なので盛っていそうし、暗に柘植と毛利を批判しているマガジンハウスの「外人部隊」も「ブルータス」は「青春のブラックホール」の著者の取材許可をパクった経緯があるのに「青春のブラックホール」を罵倒しているのは倫理的にいただけない。  元日本共産党の専従ならスヴェルドロフやゴーリキーは知っているはずだが、種本になかったので?柘植久慶同様、一兵卒からフランス軍の将軍になったジノーヴィー・ペシュコフ将軍は出てこない。しかし柘植と違ってスーザン・トラヴァースが出てこないのは邦訳のある彼女の回想録を読んでいないのが分かるので感心出来ない。

Posted byブクログ

2010/06/13

[ 内容 ] およそ130カ国からの志願兵によって構成されるフランス外人部隊。 この神秘のベールに包まれた部隊について、日本では「傭兵」「ならず者集団」「冒険とロマンを求める者たち」といった曖昧なイメージばかりが先行し、その全貌が正しく知られることはなかった。 本書は、1831年...

[ 内容 ] およそ130カ国からの志願兵によって構成されるフランス外人部隊。 この神秘のベールに包まれた部隊について、日本では「傭兵」「ならず者集団」「冒険とロマンを求める者たち」といった曖昧なイメージばかりが先行し、その全貌が正しく知られることはなかった。 本書は、1831年の部隊創設から今日までの一世紀半以上にわたる詳細な戦歴、編制、主要兵器と装備、志願から除隊までの流れ、訓練と任務、5名の元日本人隊員との対談等を収録し、多角的な視点からフランス外人部隊の真の姿に迫っている。 待望の外人部隊入門書の決定版。 [ 目次 ] 序章 フランス外人部隊の性格 第1章 フランス外人部隊の戦歴(外人部隊創設と植民地獲得をめざす戦い;第二帝政期の海外進出と伝説の始まり;帝国主義時代と第一次世界大戦;両大戦間期再びアフリカへ;祖国を失った第二次世界大戦;植民地支配の終焉と現代の外人部隊) 第2章 フランス外人部隊の編制 第3章 フランス外人部隊の兵器と装備 第4章 志願から除隊までの流れ 第5章 日本人隊員とフランス外人部隊 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ