アジア未知動物紀行 の商品レビュー
高野さん8冊目。 この本は2023年9月現在ネットに新品在庫が無く(amazonのページをkeepaで見ると今年の1月から4月くらいまでは在庫があったみたいだが)、古本でもすぐに買えなそうなので手に入るまで見送ろうとしていたところ、たまたま別の絶版本を借りるために小学生の時ぶりに...
高野さん8冊目。 この本は2023年9月現在ネットに新品在庫が無く(amazonのページをkeepaで見ると今年の1月から4月くらいまでは在庫があったみたいだが)、古本でもすぐに買えなそうなので手に入るまで見送ろうとしていたところ、たまたま別の絶版本を借りるために小学生の時ぶりに地元の図書館でカードを作り館内をぶらついたところ、本書を発見。即借りて無事読むことができた。 他の方も言うように高野さんの他の著作と比べると確かに小粒かもしれないが、それでもとっても面白い。ベトナムや奄美のUMAにも共通点があるのだなぁ。 文庫版にある「文庫版あとがき」で関わった人たちの続報もあることがあるので文庫版が手に入ったらそれも読みたい。
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3つの未知動物を探しに行った話がそれぞれ短編としてまとめられている。 精霊みたいな話から陰謀論にハマる理由を想像したり幅広かった。相変わらず高野さん辺境の描写はとても良い
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友人から借りて一気に読んだ三冊目。 ある意味、高野秀行氏の原点・真骨頂である未知のナントカ探し。限られた期間に行き当たりばったり風に見えつつ、少しづつ謎に迫っていくのは非常に面白い。 どの散策もニアミス的に終わってしまう事、ある種それで良しとしていることを後書きに書かれているが、それでもあそこを突っ込めば、ここが先に分かっていたらと悔やんでいるところも興味深い。 以前書いた修士論文の調査(もどき)が時間的制約で一度しかできなかったが、その調査(もどき)後に改めて何を調べたらいいのかが分かった事を思い出す。(そんな個人的に半端な修士論文でも通ってしまったが・・)
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もはや未知の国だろうが納豆だろうが面白く書ける高野さんには未知動物はなんだかそうこうの妻みたいで面白いんだけど少し物足りなさが残った 文化的な面白さというか知識欲みたいなのが満たされない感じ でももう少しで未知動物を体系的に整理できそうな印象もあり 未知動物の研究者になれそう
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辺境作家高野秀行の最も根本にあるUMA(未知生物)一本やりの本です。アジアの未知生物を追ってベトナム、奄美、アフガニスタンに飛んだ!でもこの本は高野氏としてはかなり小粒。限られた時間でさらりと撫でるような調査なので、いつものような猪突猛進は無く少しさみしい。いつもののた打ち回って...
辺境作家高野秀行の最も根本にあるUMA(未知生物)一本やりの本です。アジアの未知生物を追ってベトナム、奄美、アフガニスタンに飛んだ!でもこの本は高野氏としてはかなり小粒。限られた時間でさらりと撫でるような調査なので、いつものような猪突猛進は無く少しさみしい。いつもののた打ち回っているような調査に慣れてしまったのでしょうか。結構前の本なので期待したんですが、そういう事もあるか。 本人も言っていますが、今後は前のような調査は体力的にも無理だと言っていました。まああれを続けていたらいつか死ぬような気がします。そもそも切り口の斬新さで勝負の人ですからまだまだいい本書いてくれることでしょう。
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2017.7.14 42 面白かった。伝統と近代、未知のものを求めてしまう心、遠野物語、願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ。陰謀を求めてしまう、物事を単純に考えたくなる遺伝子。
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米軍は世界の沢山の地域に傷跡を残している証拠など、まあまあ面白かった。 作者がネッシーとかツチノコの様な幻の生物を探しに旅に出る話。 ベトナム猿人「フイハイ」、奄美の妖怪「ケンモン」アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」を探す。 面白いのはキリスト教や仏教などのメジャー宗教のない場所で珍獣が信じられているということ。また珍獣を捕らえた場合は必ず米軍が持っていってしまったという物語の共通点。訳の分からない現象のオチに使われているほど米軍は世界の沢山の地域に傷跡を残しているのだと分かる。
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ベトナムで謎の猿人「フイハイ」を追い、奄美で妖怪「ケンモン」の驚くべき正体に迫り、アフガニスタンでは凶獣「ペシャクパラング」探しに奔走…。ユーモアとスリル満点の探索行。 未確認動物を探し求めて世界を旅する高野秀行の「いつものパターン」の作品。読む方も見つからないのはわかっている...
ベトナムで謎の猿人「フイハイ」を追い、奄美で妖怪「ケンモン」の驚くべき正体に迫り、アフガニスタンでは凶獣「ペシャクパラング」探しに奔走…。ユーモアとスリル満点の探索行。 未確認動物を探し求めて世界を旅する高野秀行の「いつものパターン」の作品。読む方も見つからないのはわかっているので全くハラハラせず、ただ高野の旅を「いい歳こいて…」と笑いながら読む。何にも考えずに読める。 (C)
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ベトナムのフイハイ、奄美のケンモン、アフガニスタンのペシャクバラングという未知の動物を求めて高野さんが旅をする、という内容。 フイハイとケンモンはなんとなく似たような感じで、日本とベトナム、違う国でも同じような話があるもんだなぁと思いました。 今回はムベンベのときと違い、「こ...
ベトナムのフイハイ、奄美のケンモン、アフガニスタンのペシャクバラングという未知の動物を求めて高野さんが旅をする、という内容。 フイハイとケンモンはなんとなく似たような感じで、日本とベトナム、違う国でも同じような話があるもんだなぁと思いました。 今回はムベンベのときと違い、「ここに出る」と言われているところで何日も出現を待つ…ということをしておらず、「なんでしないのかな?」とちょっと物足りなさを感じるところもありましたが、これはそういうことをしない方がいい未知動物なのかなぁ、とも思ったり。 アフガニスタンの通訳、ヘワッドがかわいらしかった。
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ベトナム・奄美王島・アフガニスタンに未知動物を探しに行く本。著者によると入念に下調べをせずに行く旅と、下調べをしてから行く旅があおそうだが、今回は勢いで行ってしまった方だそうである。 想像を絶するへんてこりんな生き物を探しながら文明論になっているところ流石である。 便利になること...
ベトナム・奄美王島・アフガニスタンに未知動物を探しに行く本。著者によると入念に下調べをせずに行く旅と、下調べをしてから行く旅があおそうだが、今回は勢いで行ってしまった方だそうである。 想像を絶するへんてこりんな生き物を探しながら文明論になっているところ流石である。 便利になることで何かが失われていく。アメリカ軍がくるということ、電気が灯るということの影で見過ごされてきた何かをこそ高野さんは探し求めているのではないだろうか。
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