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驚きの日本史講座 の商品レビュー

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2020/05/24

「大正デモクラシーなんて、実はなかった」このフレーズが気になった人は読んでみるといいだろう。「歴史とはなにか」を考えるいいキッカケになるかもしれない。もはや「鎖国」は教科書から消えつつあるらしいが、「大正デモクラシー」も教科書から消える日はいつか来るのだろうか? その他、聖徳太子...

「大正デモクラシーなんて、実はなかった」このフレーズが気になった人は読んでみるといいだろう。「歴史とはなにか」を考えるいいキッカケになるかもしれない。もはや「鎖国」は教科書から消えつつあるらしいが、「大正デモクラシー」も教科書から消える日はいつか来るのだろうか? その他、聖徳太子・源頼朝・足利尊氏の肖像画問題や鎌倉幕府の成立年、日本最初の貨幣は和同開珎ではない等々はかなり定番になりつつネタではあるとは思うが、もしこの程度の事も知らない人がいるなら是非読んでみるといい。(検索すればいくらでも出てくるが・・・)

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2016/02/28

「富本銭」って何?、数年前の娘たちの受験期に初めて目に入ったのですが・・・、私が中高生のころ、日本最古の貨幣といえば疑いもなく「和同開珎」でした。  本書では、近年の日本史研究によって明らかにされた過去の教科書の記述を覆す数々の史実が紹介されています。  とはいえ、私が勝手に期待...

「富本銭」って何?、数年前の娘たちの受験期に初めて目に入ったのですが・・・、私が中高生のころ、日本最古の貨幣といえば疑いもなく「和同開珎」でした。  本書では、近年の日本史研究によって明らかにされた過去の教科書の記述を覆す数々の史実が紹介されています。  とはいえ、私が勝手に期待していた内容とはかなり隔たりがあったというのが正直な感想ですね。  たとえば、聖徳太子や足利尊氏を描いたとされる絵は実際は別人物だという話はよく聞きますが、それがどういう契機・経緯で判明したのか、それでは描かれた人物は本当は誰なのか、何故その絵が間違った解釈をされたのか・・・。そういった研究プロセスや成果を知りたかったのですが、そのあたりはほとんど説明されていません。  本書と同じような切り口での史実の検証本は他にもいくつも出版されているので、また別の本を読んでみることにしましょう。

Posted byブクログ

2018/10/07

おおむねいつも通りの河合敦の本だった。逆に安心。 89ページにある「九九が書かれた木簡」の話が興味深く感じた。その木簡は七世紀後半のもので、中には「六九七十四」や「三九二十四」といった書き手が間違って覚えていたものもあったそうだ。実物を見てみたいなぁ。

Posted byブクログ