アーサー帝戦記(1) の商品レビュー

本田透【著】

2014/04/25

とっても読み易い「アーサー王」。ライトノベル界はもっと古典のラノベ化を奨励したらどうだろう。『あさきゆめみし』みたいに受験生必読になるかもしれないよ？古典を親しみ易くするのはいいことだと思う。

モルゴスとモルガンは古典ファンタジーにありがちの聖女・悪女って感じでつまんないなー。案外強かなエレインや僕っ娘ニミュエの方が好きだ。

口絵はマーリンとランスロットの見た目逆にして欲しいな～。「長髪＝魔法使い」だし。

2013/04/01

アーサー王の本田透アレンジ版かなと思っていたのですが、結構別物でした。
アーサーとランスロットが幼馴染だったり、ランスの幼名がガラハッドだったりとした原典との変更点は結構好きです。
個人的に幼女グィネヴィアとランスロットのほのぼのを一番応援したい。
2巻まででていますが、3巻が早く読みたいです。

2010/09/07

ランスロットとギネヴィアの恋にうっとりしたり、同情したり、ということが今まで全くなかったのだけれど、この本で初めて、応援したい二人に出会えました。

2010/02/09

子供の頃に読んだアーサー王と違って、生々しい感じがいい。イラストも好きだけど、本文読むと結構イメージと違う気もしてきた

2010/02/08

イラストの前田浩孝さんのファンなので購入しました。本書に描かれているキャラクター達のイメージと前田さんの絵には、大きな隔たりがあるように感じました。物語の中に入りづらいです。この違和感を斬新と呼ぶか失敗と呼ぶかは読んだ人達の判断にお任せします。
内容は、コテコテの古典です。アーサー王物語はあらゆるファンタジーの原点だからこそ読んだほうがいいとは思うのですが、使い古されたテーマとイメージの白々しさばかりが鼻について、私は好きになれませんでした。

2010/02/07

アーサー王の物語は知識としてしかなくて、
こうして読むのは始めてだったりします。
映画も見るつもりでいて、見ていなかったり･･･

面白い。

多分、アーサー王とはこうあるべき、とかのイメージもそれほどないので、
このアーサーの物語には、抵抗なく入れました。
少年アーサーに与えられた辛い選択の数々、
側に控えるマーリンの与える選択肢。
多用な登場人物たちのそれぞれのぶつかり合いも読んでいて楽しい。

読了2/6

2009/11/05

アーサー王伝説は、ヨーロッパファンジーのすべての元になってる物語だから、興味があったもので。
まさに貴種流離譚。
本来はそうあるべきじゃない人が、幼いころに苦労して、努力して地位を得ていって、というドラマ性。
世界を統一するんだ！という壮大なお話だけれど、何気に「努力・勝利・友情」な青春物語。

あと気付いたのは、男の子は妹に弱いが、姉にも弱いね、ってこと。

2009/10/04

所在：自宅マンション

部下ロットの裏切りによりブリテンの大王[ペンドラゴン]である父を喪い、最愛の家族や親友ランスロットと引き離された王子アーサー。
復讐の刃を磨く彼の前に、父の軍師であった魔術師マーリンが現れる。
彼の導きに従い、正当なるペンドラゴンの後継者のみが抜けるという聖剣カレドヴルフを抜き放ち、アーサーは諸侯に自らの即位を宣言した――。
ここにブリタニアの未来を賭けた、アーサーと円卓の騎士の戦いが始まる！