キミに会いたい の商品レビュー
私も行った事がある沖縄美ら海水族館、愛媛とべ動物園、 大分マリーンパレス「うみたまご」を始め、全国各地の動物園や水族館の特徴が書かれていたし、周りの観光情報も書かれていて良かったです。
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北海道から沖縄まで全24施設の動物園、水族館の情報が載っています。 ただし、決してガイドブックではありません。 充分公平さを保った内容であることを保証しつつも、非常に主観的な視点で書かれていると言わざるを得ない・・・エッセイ? いちおう各施設の基本情報(住所、アクセス、開館時間...
北海道から沖縄まで全24施設の動物園、水族館の情報が載っています。 ただし、決してガイドブックではありません。 充分公平さを保った内容であることを保証しつつも、非常に主観的な視点で書かれていると言わざるを得ない・・・エッセイ? いちおう各施設の基本情報(住所、アクセス、開館時間、料金、みどころ等)が掲載されています。でも綴られているのは、あくまで筆者が動物園や水族館に行った日の出来事です。別の日に行くしかない読者にとっては日ごとに古くなる内容で、そういう意味では使えないっす。(暴言) でもそれが本書の価値を損なうことはない。いや、それゆえに本書は魅力的なんだ。 「旅」(新潮社)が休刊となるという新聞記事を目にしたのは2012年の初頭でした。 1924年に創刊以来、休刊となった2012年3月号まで1002号を積み重ねた愛すべき雑誌でした。 この「旅」についての新聞記事で紹介されていたのが本書です。そうです。本書はもともと「旅」の連載だったのです・・・! だから、だからこそ、「当時」の出来事や思いが書き留められている。 駅に着き、町を散策し、郷土料理に舌鼓を打ったことまでもが記されているのは、紀行だからです。道中記なのだ。リアルタイム性こそ命なんです。 動物園等のスペックという名の情報を得る本だと思うと、きっと期待はずれです。 自分の日記を読み返すように読もう。筆者と動物園の関係を味わい、彼らの物語を追体験し、わがものとする。 た、楽しい・・・。 「ああ、“また”あそこに行きたい。“もう一度”キミに会いたい・・・!」 まだ一度も見たことすらないあの動物園も、この水族館も、動物たちも、僕にとってはもはや懐かしい思い出のひとつ。 最高のガイドブックやんけー!(結局)
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著者の独特の感性のもとに繰り広げられる動物園・水族館を巡る旅。 動物と動物園・水族館に対する情熱があふれてます。 動物園・水族館に行きたくなる1冊。
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ちょっと前に読んだ本。 村上春樹さんのお友達の吉本由美さん。面白い人だなーとは思ってたけど、ここまでとは・・・超大人げない大人。写真に写ってる表情が、本当に無邪気で気持ちがいい。 名指しで動物を見に行くとか、水族館の地味な超小さい魚を大フューチャーしてるとか、ほんとに読んでて面白...
ちょっと前に読んだ本。 村上春樹さんのお友達の吉本由美さん。面白い人だなーとは思ってたけど、ここまでとは・・・超大人げない大人。写真に写ってる表情が、本当に無邪気で気持ちがいい。 名指しで動物を見に行くとか、水族館の地味な超小さい魚を大フューチャーしてるとか、ほんとに読んでて面白くてたまりません。 私も動物園と水族館は大好きですが、ここまで情熱的に個々の動物を愛しつつ動物園をめぐるって。。。まさにオタクの領域(笑)
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ブックトークに使えないものかと思い、タイトルと帯だけを見て購入したが、目的に対してはイマイチだった。 本書を通して、動物園と水族館の楽しみ方を学んでいく、というよりは、著者の好みを読みながら理解していく…という感じ。だから、最初はページが進むのがおそかったが、文体や考え方に...
ブックトークに使えないものかと思い、タイトルと帯だけを見て購入したが、目的に対してはイマイチだった。 本書を通して、動物園と水族館の楽しみ方を学んでいく、というよりは、著者の好みを読みながら理解していく…という感じ。だから、最初はページが進むのがおそかったが、文体や考え方に慣れてくるとあっさり読むことができた。 とはいえ、著者自身が還暦前後の年齢の方なので、書き手の考え方や感じ方が大きく反映されるエッセイという形を取った本書は、中高生にはそのスタイルが受け入れがたいだろう。 読みながら、「そういえば、私って動物園や水族館が好きなのに最近行ってないな~。リニューアルした宮島水族館に早く行きたいな。」くらいしか感想がもてなかったので再読はなし。 他の読んでくださる方の下へ預けようと思います。
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