最弱ナイン の商品レビュー

柳川悠二【著】

2011/09/01

図書館でたまたま出会った本。てっきりフィクションかと思うくらいまるで物語みたいなノンフィクション。かつて自分が学校の先生になりたいと思ってたころのことを思い出しちゃった！野球にだんだん本気で向き合うようになる高校生の姿を思い浮かべたら、なんか泣けました。

2010/05/02

【内容】

問題児を多く抱える通信制高校“わせがく”の野球部は、一筋縄ではいかない。
いわゆる高校球児像とはかけ離れた彼らが、それでも野球をする理由とは。

【感想】

文中に「リアル・ROOKIESと言われた」ということが書いてあったが、まさにその通り。さらに言うなら、きれいに３年最後の夏の大会で収束しないところが現実的。
ただし、ゆっくり何かが変わっていることは間違いない。先生がたの心配はまだまだ続くも、部員それぞれに希望らしきものが見えてきている後日談を読んで、胸に迫るものがあった。
たしかに「現実は『ROOKIES』より奇なり」だ。