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その夜、妻に最期のキスをした。 の商品レビュー

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2023/12/24

文野さんの芯の強さが崩れていく様子が痛ましく、それでも「並んで話し」を続けた智久さんの等身大の姿が頼もしく感じられた。

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2021/04/08

昨年末、肺腺がんと分かり、最初はステージⅡbかと思われたが、幸いリンパ節、遠隔転移なく、しかしながら播種があり、手術の後抗がん剤治療をすることに。 私の場合、再発しない為の念には念の治療であって、これをやれば治療は終わり、と先が見えている。 でも、文野さんの場合…辛い治療をやって...

昨年末、肺腺がんと分かり、最初はステージⅡbかと思われたが、幸いリンパ節、遠隔転移なく、しかしながら播種があり、手術の後抗がん剤治療をすることに。 私の場合、再発しない為の念には念の治療であって、これをやれば治療は終わり、と先が見えている。 でも、文野さんの場合…辛い治療をやってもやってもまた次が…そして、ようやく自分の道を歩み始めたところなのに… それを考えると、自分の病気なんて全く大したことない!と思えるのだった。

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2018/02/05

肺がんになってしまった妻。 支える夫。 現実には本当につらい闘病だったと思う。 今、この瞬間も病で苦しむ人がいて、愛する人を亡くす人がいる。 せめてそのことを胸に刻みたい。

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2012/02/09

闘病記を読むといつも改めて生きることについて考えさせられる。 文野さんの無念がひしひしと伝わってくる。

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2009/12/10

闘病ものって読むのが辛いのになんだか惹かれてしまう。生死のハザマでその人がどのように生きたか、死に対峙したか・・が知りたいという気持ちなのだろう。 夫婦揃って東大卒、32歳の発病、3年に亘る闘病。 学者である妻の研究を続けられない焦燥感、愛する夫との子供を得ることの出来ない喪失...

闘病ものって読むのが辛いのになんだか惹かれてしまう。生死のハザマでその人がどのように生きたか、死に対峙したか・・が知りたいという気持ちなのだろう。 夫婦揃って東大卒、32歳の発病、3年に亘る闘病。 学者である妻の研究を続けられない焦燥感、愛する夫との子供を得ることの出来ない喪失感。生きる期待と死への準備が日記に記されている。 本当に共に戦った同士として夫婦愛がなんともいとおしい。

Posted byブクログ