『官僚たちの夏』の佐橋滋 の商品レビュー
さらっと一読。経産省のレジェンドの話だが、時代が古くて参考にならない。50年前はこうであった、ということ。 官僚主導で何かを動かせた、古き良き時代の話。 明治時代、官僚は国を作る唯一最強集団であったのに、いまは(1970頃の話)すっかり弱くなっている、政治家は素人なのだらか、...
さらっと一読。経産省のレジェンドの話だが、時代が古くて参考にならない。50年前はこうであった、ということ。 官僚主導で何かを動かせた、古き良き時代の話。 明治時代、官僚は国を作る唯一最強集団であったのに、いまは(1970頃の話)すっかり弱くなっている、政治家は素人なのだらか、我々役人がしっかりせねば、との言。 さらに時を経て今、官僚組織はさらに老朽化と弱体化。国の経済を牽引する力などない。私のいる組織など、制度の半分をなくしても、国民生活の実態に、なんら影響ないだろう。 それでもどこかに風穴があるはずで、あるいは変化のスイッチがあるはずで、それをさがしていきたい。
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裏話というかそれなりに興味深い内容ではある。 ドラマを見る前に読んでいると面白かったかも知れない。
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官僚たちの夏の風越信吾のモデル、伝説的な通産官僚、佐橋について色々と書かれた本。政策ややり方など賛否両論らしいが、通産官僚としてのゆらぎない信念をひしひしと感じた一冊だった。
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