brother sun 早坂家のこと の商品レビュー
+++ 早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三...
+++ 早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。 +++ 早坂家の三姉妹、あんず、なつめ、かりんそれぞれのこと。父と再婚した年若い妻・真里奈さん、息子の陽ちゃん。そして、20年近くその存在すら知らなかった父の兄である伯父さんと父との過去の出来事。さまざまな問題が絡みあい、さん姉妹それぞれの人間関係とも絡まって、運命的な夏になる。 早坂家にとっては、まさに大揺れなのだが、家族の信頼関係の強さが揺らぎや不安を感じさせない。信じ、信じられることの強さが物語中から伝わってくる一冊である。 エピローグで、一瞬不穏な空気が漂うが、強い味方が増えた早坂家なら乗り越えられると信じられる。
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とある家族のほのぼのストーリー。こういう家族っていいよねえ、という理想系とも思えるのですが。実はそんな中にもさまざまな裏事情が……。 とはいえ。シリアスな部分があるにもかかわらず、暗くはなりません。かといって軽々しくもなく、ほどよい読み心地。それぞれに魅力的なキャラクターのせいも...
とある家族のほのぼのストーリー。こういう家族っていいよねえ、という理想系とも思えるのですが。実はそんな中にもさまざまな裏事情が……。 とはいえ。シリアスな部分があるにもかかわらず、暗くはなりません。かといって軽々しくもなく、ほどよい読み心地。それぞれに魅力的なキャラクターのせいもあるかな。冷静に見れば、こんなできた人たちばかりが揃うはずもないんですけどね(笑)。 読み取り方によっては、どの家にも何かしらの問題があるのは当然のこと。それを乗り越えるか否かは自分次第、という気もします。考え方一つで変わりますし。そして家族の絆は重要だってことかな。
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長女あんず、次女かりん、三女なつめの三姉妹の話。 姉妹の暮らす家に突然伯父さんなる人物が訪ねる。数十年姿を現さなかったのは父との過去のいざこざが原因。なにがあったのか、姉妹は真実を知るべきかどうか悩む。 感想 ドロドロなのかぁと読んでいて、「すごく重いよ」と前振りがあったので...
長女あんず、次女かりん、三女なつめの三姉妹の話。 姉妹の暮らす家に突然伯父さんなる人物が訪ねる。数十年姿を現さなかったのは父との過去のいざこざが原因。なにがあったのか、姉妹は真実を知るべきかどうか悩む。 感想 ドロドロなのかぁと読んでいて、「すごく重いよ」と前振りがあったので緊張していたらそんでもなかった。でやっぱ小路本にドロドロは無いよなぁと思っていたら最後にちょっとだけそれは無いよドロリがあって、ドロドロした終わり方。 「家庭には裏で大変なことがあるけど壊さず頑張ろう」な感じかな?
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やっぱり、男性陣にできすぎ感が否めない。ぁ、女性陣も年齢にかかわらず、SEXありきの付き合い方以外は、えらく古風で不自然。東京バンドワゴンシリーズでは古き時代の良き家族の事件と顛末で愛着ももてたけどなぁ。今回、それぞれのキャラも進行も絵に描いたようで、乗れません。最後の書き下ろし...
やっぱり、男性陣にできすぎ感が否めない。ぁ、女性陣も年齢にかかわらず、SEXありきの付き合い方以外は、えらく古風で不自然。東京バンドワゴンシリーズでは古き時代の良き家族の事件と顛末で愛着ももてたけどなぁ。今回、それぞれのキャラも進行も絵に描いたようで、乗れません。最後の書き下ろしの『陽のこと』は読者へのサービスで書いてくださったのかもしれないけど、いらなかったと思う。かえってマイナス。小路さんには、次は家族ものでなくぜひミステリを書いてほしい。
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「小路ワールドの新しい家族の形」ということで、 3姉妹のお話。 個性のある家族のお話は、わくわくします。 最後の書き下ろし部分で、13年後ぐらいのことが書かれていたので、 もう続編はないのかな? 本当にぽんぽんと新作が出るので、なかなか読みきれないわ。 2009.12.19~12...
「小路ワールドの新しい家族の形」ということで、 3姉妹のお話。 個性のある家族のお話は、わくわくします。 最後の書き下ろし部分で、13年後ぐらいのことが書かれていたので、 もう続編はないのかな? 本当にぽんぽんと新作が出るので、なかなか読みきれないわ。 2009.12.19~12.20読了
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<内容>早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三...
<内容>早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。
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私は男兄弟しかいないからこんな姉妹関係はちょっと憧れるな。 男性陣ができすぎてる感があるんだけど、小路さんだし、お話だしと思って読んでみた。結局、私はこういうの好きなんですよ、うん。 でも、私も最後のエピローグは必要だったのか疑問。むしろないほうが好みだったんだけど。
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早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通...
早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。
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東京バンドワゴンにも通ずる家族の話。 描き方はアットホームなんですけども、それぞれが抱える問題がすごすぎて(汗)昼ドラなみにドロドロしそうな事情をさわやかとも思える感じになっているのはすごいかなぁ。 好みで言えば東京バンドワゴンのが好き。
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大好きな小路さんの新刊。 このお方は優しく温かい大家族を描くのお好きなのですな。 そして、それがまたウマイ! 読後、優しい気持ちになります。 大家族、ええなあ…。
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