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老舗の流儀 の商品レビュー

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2019/04/28

新聞広告から見るベストセラー史。発行から10年経ちますが、現在は、新聞自体が縮小しており、今後どうなっていくのか見ていきたい。

Posted byブクログ

2018/04/30

「歌は世につれ世は歌につれ」じゃなくて「本は世につれ世は本につれ」の一冊です。本書がユニークなのは「本」と「世」を繋ぐ「書籍新聞広告」の歴史を主役にしたこと。実際の原稿を並べて当時を再現していきます。そして「とうこう・あい」という「書籍新聞広告」にスペシャリティを持つ広告会社を黒...

「歌は世につれ世は歌につれ」じゃなくて「本は世につれ世は本につれ」の一冊です。本書がユニークなのは「本」と「世」を繋ぐ「書籍新聞広告」の歴史を主役にしたこと。実際の原稿を並べて当時を再現していきます。そして「とうこう・あい」という「書籍新聞広告」にスペシャリティを持つ広告会社を黒子のポジションから表舞台に上げています。同社は博報堂から1948年に独立した那智能夫が設立し、出版社を中心に「電通さん、博報堂さんをダンプカーにたとえるなら、うちの営業は自転車なんです。」(鐘ヶ江輝久社長の言葉)という独自の存在感を発揮してきたようです。いわば社史みたいにも読めるのですが、そこは「本は世につれ」で、昭和の時代史として楽しく読めます。9年前の本ですが、今や、出版社も新聞社も激しいデジタル化という時代変化に晒されている時、新聞一面の書籍広告が保護された伝統として存続していくのか、「世につれ」進化していくのか、ギリギリのところに来ている、とも思います。一方でマガジンハウス「君たちはどう生きるか」が250万部を超えようとしている現象で、新聞広告の果たした役割もとても大きいと思います。昭和史が平成史になり、次の元号に入る時、本と新聞の未来はどっちだ!

Posted byブクログ

2011/08/28

とうこう・あい という出版広告会社の手がけた戦後60年のベストセラーの新聞広告について様々なお話が載ってます。 『性生活の知恵』から 『ルーツ』『サンタフェ』当時は話せなかったであろう裏話も交えながらのお話は 本好きにはなかなか興味深く、面白い1冊でした。

Posted byブクログ