未来予測の技法 の商品レビュー
著者は、武藤氏である。キャリアは、東大院ー三菱総合研究所ー大銀経済経営研究所会長 といった感じで、殆どシンクタンクキャリアなので、未来予測、つまりアナリストレポート の経験は大いにある。キャリアは申し分ない感じ。 まぁ、本書の内容は予測の技法がメインである。 そしてその方法は、...
著者は、武藤氏である。キャリアは、東大院ー三菱総合研究所ー大銀経済経営研究所会長 といった感じで、殆どシンクタンクキャリアなので、未来予測、つまりアナリストレポート の経験は大いにある。キャリアは申し分ない感じ。 まぁ、本書の内容は予測の技法がメインである。 そしてその方法は、普段私達が行っている事と大きく異なる事はない。 しかし、それが体系的に”知識”として表現されている点が評価できると思う。 そして、その未来予測方法というと、 1.事実を捉える 2.事実と事実又は知識、情報に橋かける 3.定説を疑い、外国と比較する 4.ストーリーを構築する というような流れである。 まぁ、一番の問題は2の橋をかけるってところだろう。 自らが有してるありとあらゆる知識と知識をつなげ思考するってことは、 これ、意識してもなかなか難しいと個人的には感じている。それこそ、脳と同じ構造で、 どこにシナプスが通じているのか、自己認識が出来るものなのか? また、本書の最後に説明されている情報は、著者の経験から導き出された感があり、 つまりオリジナルな感じで、参考になると思う。そして、その情報は、 1.質の良い情報を得よ(雑誌、未来予測系本、講演会、マーケットシェア記事等) 2.コーホートやアナロジーで考える 3.アウトプットの量が重要 以上である。 特にアウトプットの量は必要。差し迫らないとしない人が多いしな。 難しい内容でもない上、読みやすく面白いので、お薦めする。 以上
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未来予測の技法 予測にはもちろん情報収集も重要だが、なぜ?という疑問をもつのも必要という話。145ページの"本書は経済学と同程度に乱暴なもの"という記述に笑った。 http://is.gd/2bvpK
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