ココ・シャネル の商品レビュー

エリザベートヴァイスマン【著】,深味純子【訳】

2024/05/07

古本屋さんで購入しました。
ココ・シャネルの生涯を描いた本です。
いい事ばかりではなく、シャネルの本心や真実が詳細に書かれていて面白い。

2022/11/05

（斜め読み@角川武蔵野ミュージアム）35分

社会人になって初めて口紅を買ったのはシャネルでした。

こんなにも波乱万丈な人生を送った方だと知りませんでした。
女性の社会進出を切り開いたひとだとも知りませんでした。

人生において知ることが出来て良かった偉人のひとりだと思いました。
出会えて良かったです。

2021/08/02

シャネルの歴史と創始者の生き様が知りたくて読んだが、恋愛話が多く相手のこともよく知らないのであまり感情移入できなかった。訳が少しわかりづらくもあった。
ちょうど今度映画になるみたいなので観てみようかな。

2020/06/19

この前読んだ時も思ったけど、
今回読んでさらに感じたけど、
川久保玲さんって、シャネルという方の存在感がすごい大きく、
影響力を受けてたり、シャネルという時代を変えた女性を意識してるのかなーって思った。

この前読んだ本では知れなかった、沢山のことがこの本には詰まってました。

ガブリエル・シャネルさんは、
自分の生まれでた環境に対し、反抗する気持ちをずっと持ちつづけた反面、
色んな物を、自分一人で抱えすぎてたのかな？
なんか切なかったです。

2018/05/02

【感想】
現在もなお名高く残るブランド、シャネル創始者の「ココ・シャネル」を描いた作品。
正直、パラパラ～としか読んでないけど。笑

不遇な幼年期を過ごしたのにも関わらず、逆境を生き抜き、女性としての幸せを捨ててまで生涯仕事に勤しみ、融通が一切きかないくらい頑固。
ただ、先見性とそこに費やすバイタリティは、本当にこのブランドの創始者だけはあるなと思った。

プライベートで嫌な事があっても、仕事には一切妥協を許さない姿勢は、到底まねできるものではないなぁ。

【引用】
「いつかあなたが悲しみの淵に沈み、全てを失くし、ひとりぼっちになった時、いつでも相談できる友人をひとり持つことね。
あとは仕事よ。」

フランス中央山地のセヴェンク地方で生まれた質素な女の子がファッション界の女王に。
シャネルが初めて作品を発表したのは、第一次世界大戦の真っ只中。
この戦争によって婦人服も新たな時代を迎える事を彼女はわかっていた。

p45
戦時中
エレガントな女性にターゲットをしぼり、防空壕で過ごす際の高級パジャマや、雨天時用のゴムコートなど、戦時中のニーズにあった商品を開発・提供していた。

2013/03/01

シャネルの創始者、ココ・シャネルことガブリエル・シャネルの一生を描いた伝記。
彼女の人生は、「孤独と情熱」の言葉に集約される。
気まぐれで尊大で、他人に厳しい彼女は、仕事でもプライベートでも「自分」を貫き通した女性だった。
栄光や名声、金銭といったものは、彼女の不屈の精神が程なく勝ち取ったが、恋多き人生だったにもかかわらず、生涯を通じてけっきょく、「孤独」からは抜け出せなかった。
彼女の残したものはとても多くて大きい。
それはもしかしたら、彼女の代償も大きかったということの証しかもしれない。

2012/05/07

目次：Chapitre 1 翼を持たずに生まれたのなら、Chapitre 2 人生の試練,それがどんなものかわかっているわ、Chapitre 3 ハンサム,とってもハンサムで心をそそる、Chapitre 4 女性たちの身体を自由にしてあげたわ、Chapitre 5 その女はうつろな目をして泣いていた、…他

2011/04/04

ココの生い立ち生き様など、最近読んでいる鴨居羊子さんとダブって読んでいた。悩みも喜びも何もかも受け入れている姿が、半端でなく、自分を奮い立たせて生き続けてきているココに、元気をもらった。しかし、ココと同じ生き方をさせてあげようと言われても私は望まないと思う。

2010/11/15

2009年にココ・シャネルを題材とした映画が3本も公開【シャーリー・マクレーン主演作『ココ・シャネル』、オドレイ・トトゥ主演作『ココ・アヴァン・シャネル』、アナ・ムグラリス主演作『シャネル&ストラヴィンスキー』】となり、今まで彼女には全く興味がなかったのだが、鑑賞。ちょうどその頃に発売されたのが本書なのだ。映画の中では、彼女の人生の一部分にしか焦点が当てられておらず、シャネルの真実を知るうえでは面白い1冊になるだろう。貧しい家庭に育ったシャネルが、ふとしたことから上流階級と接する機会を得、愛人生活を送りながら、帽子のデザインをスタートしていくのだ。「時代に挑戦した」といったタイトルは大袈裟ではあるが、色んな意味で変わり者だったという点が、当時の上流階級の人々の眼には新鮮に映ったのだろう。天才的なデザイナーというよりも、不思議ちゃんといった印象が強く、ファッションのインスピレーション源は、パトロンである英国人貴族の影響が大きいように思われる。

2010/09/05

誰でも知っている高級ブランドシャネル。
そのブランド創始者ココ・シャネルの一生を描いた本。
優雅で気品あるブランドというイメージとは逆にシャネルの生涯は大きな絶頂と絶望を繰り返すブランドイメージとはかけ離れたもの。

書き方が解説調で物語への感情移入を妨げているのが残念。
もう少し小説風にアレンジすれば感動が深くなったかもしれない。
それでも満たされながらも淋しげなラストには感動しました。