被疑者04の神託 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
物語の元ネタとなった稲沢市在住、南山大学出身のはだか祭り大好き人間としては、尾張弁のクセが強すぎるところとか、地元の人間性のディスり具合が気になりつつ読んだが、神社も巻き込んだ結末に憤慨!でした。はだか祭りはインチキじゃないです…
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儺負(追)人とは、本文より。 「明治以前までは、罪人をひとり捕らえて儺負人(なおいびと)としていました。現在のように儺負人が神人と呼ばれるようになったのは、明治後半から昭和にかけてといわれています。また、裸男がもみ合うようになったのもそのころだそうです」 どんな罪人だったかは、触...
儺負(追)人とは、本文より。 「明治以前までは、罪人をひとり捕らえて儺負人(なおいびと)としていました。現在のように儺負人が神人と呼ばれるようになったのは、明治後半から昭和にかけてといわれています。また、裸男がもみ合うようになったのもそのころだそうです」 どんな罪人だったかは、触れないつもりらしい。それも当然だった。武士、女、子供、僧侶、乞食以外の罪人。それが当時の儺負人の条件だった。 最後まで読み終えた。 難しいな!読後感は少し虚しく寂しいけど、それが、人間か。 最近、何をしても、虚しい。歳のせいだろうか。登場人物達の世代は、私よりも一回り上のようだが、あまり変わらないか。もう人生も長くないと思う頃に、一抹の寂しさが漂う頃なのだろうか。自分自身の劣等感が日増しに増幅するみたいだ。仕事の悩みが有る。趣味の合気道仲間との交流も何だが、違和感が有るのは、何故だろう。 人生に疲れて来たのかもしれない。
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千里眼シリーズと比べると文体がかなり違う印象を受けました。でも最後のどんでん返しはさすが松岡さんだなぁと、思ってしまいました。
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千里眼シリーズも好きですが、このような単発の小説は小説で楽しく一気に読み終えることが出来ました。クライマックスのどんでん返しは作者らいし展開ですね。
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