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さよならキャラバン の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/10/12

私的好感度の高い短編集です。 レトロモダンな画風。 そして漫画が巧い。 特に何てことのない話でも空気感で読ませてしまいます。 普段はBLを描いているそうですが、読む人が限られてしまうのはもったいない気がしますね。

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2013/06/17

理解するのがちょっと難しいお話もあったけど、それも味があってよかったです。一番好きなのは「さよならキャラバン」。何回も読み返してしまった・・・

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2013/04/12

短編集。 「本日はお日柄もよく」 「さよならキャラバン」が好き。若干ヘタレぎみな男子率高し。実に良いです。

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2012/09/04

少女漫画誌での草間さかえさんお初です☆が、ここでも独特の雰囲気はそのままに素敵な草間ワールドを展開していました^_^ 特にこの本の軸となる時計店の店主と喋る黒猫の話は秀逸。ちょっとホラーを思わせる不思議なファンタジーに心温まるラストが待っています。他にも義理の姉に恋する叔父に淡い...

少女漫画誌での草間さかえさんお初です☆が、ここでも独特の雰囲気はそのままに素敵な草間ワールドを展開していました^_^ 特にこの本の軸となる時計店の店主と喋る黒猫の話は秀逸。ちょっとホラーを思わせる不思議なファンタジーに心温まるラストが待っています。他にも義理の姉に恋する叔父に淡い恋心を抱く女の子の話や片田舎にやって来たサーカス団の少女との出会いと別れなど甘酸っぱい恋にキュン(*´∀`*)他にもちょっとBL展開を思わせる話^_^などもあり、ノスタルジックな風景と草間さんの絵柄がぴったりと合っています。 草間さんの絵って丁寧とかではないのだけど、多分ささっと短時間で描かれてるだろう感じがとっても味があってイイ!子供の表情なんかも本当可愛い!そして今回は素敵な眼鏡男子が沢山登場するんですよ(*´艸`*)お得感いっぱいな素敵な作品集です☆

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2010/08/25

 草間さかえの少女漫画初単行本。  草間氏の描く登場人物は皆魅力的!  表題作よりも原田時計店を舞台に繰り広げられるサスペンス?連作が面白かったです。衝撃のラストです。太一ともっさんの2人の少年が微笑ましい存在でした。

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2010/07/04

草間さんの女の子いっぱいの話読んだのはじめてで楽しかったです! ちょこっとだけ日常から外れてるような空気が好きです。面白かったです~

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2010/06/16

表題のラストはいいなぁ。いかにも現代的、すましてるけど幸せ。言わない美学ですな。 他はちょっと難しかった。。。読みなれないが次作に期待。読みなれてゆきたい。

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2011/12/01

・黒猫と時計屋さんの関係が急展開に明らかになっていくラスト2話くらい?は何度も読み返した。 ネタがわかってから読んでも面白い。・今、言葉で語らず場面で見せる作家さんブームなのでツボにはまった。

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2010/03/22

大好きな草間さかえ先生の初の少女漫画。 この方のどこか不思議で少し理解不明なストーリー構成がとても好きだけど、この作品はそれが満開している。読み応えがある作品。 表題作が一番よかった。どこか懐かしい雰囲気だったなぁ。 最初に出てくるお話は、夜中に読んでいたせいか、最後のところでゾ...

大好きな草間さかえ先生の初の少女漫画。 この方のどこか不思議で少し理解不明なストーリー構成がとても好きだけど、この作品はそれが満開している。読み応えがある作品。 表題作が一番よかった。どこか懐かしい雰囲気だったなぁ。 最初に出てくるお話は、夜中に読んでいたせいか、最後のところでゾッとしたが、胸が痛くて少し泣いてしまった。 少女漫画といっても、ファンタジー要素がたっぷりで、草間先生のBLが好きな人や男性でも抵抗なしで読める作品だと思う。 どこか不思議だけど、心地よかった。

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2012/01/09

やおい出身!やおい畑っていうのは確実に才能を育てているようで、続々と優秀な漫画家が登場している気がする。これはすごい。良すぎてなんて説明したらいいか分からない。全体には比良坂町という雪深い田舎町の時計店を舞台にしたファンタジックな連作が主ではあるが、それ以外も良い。表題作の「さよ...

やおい出身!やおい畑っていうのは確実に才能を育てているようで、続々と優秀な漫画家が登場している気がする。これはすごい。良すぎてなんて説明したらいいか分からない。全体には比良坂町という雪深い田舎町の時計店を舞台にしたファンタジックな連作が主ではあるが、それ以外も良い。表題作の「さよならキャラバン」は紛れもない傑作だし、「本日はお日柄もよく」は大傑作。絵柄はオノ・ナツメ的な男性キャラと、市川春子的な女性キャラをあわせて、ちょっとホンワカさせた感じ。もちろんすごくうまく、破綻は感じられない。たまにわざと崩して描けるくらい安定感がある。演出もかなり技巧派と言っていい。コマ割りも今まで見たことないくらい工夫していて、それが非常に効果的に演出に生かされている。さらに特筆すべきは空気感。全体に綿を詰め込んだような柔らかい雰囲気は、読んでいるだけで心地よい。そしてそしてストーリー。これがまた一捻りあっていい。特に「さよならキャラバン」は、近くにきたサーカス団の子供が一時的に主人公の高校に入学してくる、というちょっと見ない設定。彼らは校舎の目立たないところでサーカスの練習をしているが、そのシーンが通常の高校生は持ち合わせていない生活の柱(=ビジネス)の感覚を感じさせて、なにかそそる。最後の終わり方も無理していない感じで完璧。とにかく大傑作。次回作も超期待。(余談:間違えてだぶって買ってしまった・・・・ショック)

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