透明約束 の商品レビュー
優しく、心温まる短編集。好きなのは、「極夜」かな〜。ただ綺麗すぎて、全体的にちょっと物足りない感じもしました。
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人生の色々な場面、その中での人々の距離感、その多様な場面に浮かぶ景色を静かに書かれている短編集。それぞれに連動はしていないものの、空気感は連なっている。各シーンに登場する各登場人物の思惑、行動が緩やかに収束していくストーリーは、心にしみます。
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カナダを題材に取り入れた、短編10作品。 はじめて読む作家さんの本で、なんの予備知識もなかったのですが、ほかの本も読んでみたいと思うような1冊でした。 それぞれ、さわやかで、気持ちのいいストーリーでした。 ちょっと心が疲れたときに読んだりしたら、少しだけ、気持ちがさっぱりしそ...
カナダを題材に取り入れた、短編10作品。 はじめて読む作家さんの本で、なんの予備知識もなかったのですが、ほかの本も読んでみたいと思うような1冊でした。 それぞれ、さわやかで、気持ちのいいストーリーでした。 ちょっと心が疲れたときに読んだりしたら、少しだけ、気持ちがさっぱりしそうです。 久々に「旅行」に行ってみたくもなります。
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10篇のお話。 一番最初の『カナダ通り』が心に残った。 主人公の心に灯った気持ちが、何より美しい。 (終わり方がややドラマチックすぎやしないかい、とは思ったけれど。) 題材は、カナダ。
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カナダに所縁のある題材を基にした10の短編集。それぞれが優しい気持にさせてくれ、思わず泣けてしまう。
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短編小説集でした。 どのお話もとても良かったと思います。 表題作もお勧めですが、『カナダ通り』『極夜』が特に好きです。 大人の青春をしみじみと描いてくれた本だなと思いました。
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高校3年間往復3時間以上かけて歩いて登校する「カナダ通り」 妻と2人である夢を見ながらねじ工場を営む「夜間飛行」 仕事のため別居中の母子がオーロラツアーに参加する「オーロラ爆発」 病気の両親のためギター職人の彼と婚約解消を決める「バンクーバーの雪だるま」 失恋を癒すために父の新し...
高校3年間往復3時間以上かけて歩いて登校する「カナダ通り」 妻と2人である夢を見ながらねじ工場を営む「夜間飛行」 仕事のため別居中の母子がオーロラツアーに参加する「オーロラ爆発」 病気の両親のためギター職人の彼と婚約解消を決める「バンクーバーの雪だるま」 失恋を癒すために父の新しい家族のもとを訪れる「天国にもない島」 高校の同級生で定年後にカナダまでゴルフに行く「全日本スキップ同好協会」 熟年離婚を前提とした夫婦が最後の旅行をする「ラッキーハンド」 リストラされた夫に愛を告げるためだけに旅に出る「二十五年目の愛してる」 相続争いをする子供たちの目の前で夫の願いを叶える「透明約束」 小学生の頃通っていた喫茶店を訪れる「極夜」 装丁:鈴木大輔(ソウルデザイン) 装画:ヒロミチイト カナダをテーマにした短編集。 カナダに対するイメージが明確な人ってあまりいないと思うんですが オーロラや赤毛のアンの舞台、有名なギター会社のラリビーなどなど いろいろ面白そうな特徴が題材になっています。 ただだいたいの話しがカナダの自然に触れて素直になる、 という流れなのでちょっと飽きるかも。 「バンクーバーの雪だるま」は小手毬るいがこういう話書いてなかったっけ。 この本の中では「極夜」がずば抜けていいと思います。 アーマイさんの作った乗り物が見てみたい。 北極点が3つもあるって知っていましたか? 北緯90度の地図上の北極点と、地軸北極点、地磁気北極点が それぞれ違うそうです。 人間の尺度って当てにならない。
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バンクーバーオリンピック間近。この本は表題からはわかりませんが、カナダもの短編集です。「バンクーバーの雪だるま」という話もいいですが、一番気に入ったのは「夜間飛行」。ネジづくりの小さな町工場を経営しながら倹しく暮らす夫婦の長年の夢がカナダ旅行。 納期に追われる地味な毎日の繰り返し...
バンクーバーオリンピック間近。この本は表題からはわかりませんが、カナダもの短編集です。「バンクーバーの雪だるま」という話もいいですが、一番気に入ったのは「夜間飛行」。ネジづくりの小さな町工場を経営しながら倹しく暮らす夫婦の長年の夢がカナダ旅行。 納期に追われる地味な毎日の繰り返しでもこの夫婦は幸せそう。年をとる前から、ささやかでも二人で希望を共有することは忘れがちですがきっと大切なんだろうなぁ。 この本は内容を知らずに川上健一の新刊というだけで図書館で借りて読み始めました。そのとき丁度、親友の一人が、かつての留学先のカナダへ愛娘と旅行中と知り、時の巡り合わせの不思議を感じました。 「夜間飛行」というと私の場合、真っ先に思い浮かぶのは、その昔FMラジオの深夜放送で流れてきたジェットストリームの城達也の素敵な声です。オープニングのちょっと気取ったナレーション「遠い地平線が消えて深々とした夜の闇に心を休めるとき…」は30年経った今も諳んじることができます。 あのときボクは若かった~♪
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ごく普通の人たちのちょっとした事件だったり決意だったり。 じんわりほんわかショートストーリー。 どれもカナダがなんらかの形で出てくるのはなぜだろう。 旅に出たくなった。 短編集にありがちなハズレはなかった。 「オーロラ爆発」と「全日本スキップ同好協会」がお気に入り。 スキップ...
ごく普通の人たちのちょっとした事件だったり決意だったり。 じんわりほんわかショートストーリー。 どれもカナダがなんらかの形で出てくるのはなぜだろう。 旅に出たくなった。 短編集にありがちなハズレはなかった。 「オーロラ爆発」と「全日本スキップ同好協会」がお気に入り。 スキップ・・そういやしてないなー。 【図書館・初読・2/9読了】
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全編カナダについて書かれている。度合いは様々。 結構、ホロリと来そうになったものもありました。 はじめて読む作家さんだったけど、結構読みやすくてよかったです。 2009.11.24~11.26読了
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