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通信の数学的理論 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2024/10/26

図書館で借りた。 情報理論の創始者クロード・E.シャノンによる情報理論のバイブルが本書だ。情報系を大学レベルで学んだら、この本を読んだことはなくても聞いたことがないというのは"モグリ"だろう。私も大学1年くらいで存在は知っていたと記憶する。 名著で文庫ですが、...

図書館で借りた。 情報理論の創始者クロード・E.シャノンによる情報理論のバイブルが本書だ。情報系を大学レベルで学んだら、この本を読んだことはなくても聞いたことがないというのは"モグリ"だろう。私も大学1年くらいで存在は知っていたと記憶する。 名著で文庫ですが、通勤電車で軽く読むような内容ではないので、その点では注意が必要かな。今回はさらっと中身・あらすじを確認したレベルで返却。

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2024/11/13

多くの部分で、字を追っているだけ、に終わった気がしますが、雰囲気は何となく伝わってきたように思います。 また、情報量に関しては、エントロピーという概念が出てきますが、「エントロピー」という文字を何度も見た結果、統計力学のエントロピーについて、改めて勉強しよう、という気になりました...

多くの部分で、字を追っているだけ、に終わった気がしますが、雰囲気は何となく伝わってきたように思います。 また、情報量に関しては、エントロピーという概念が出てきますが、「エントロピー」という文字を何度も見た結果、統計力学のエントロピーについて、改めて勉強しよう、という気になりました。 本書を読むにあたっては、訳者解説から読んだ方がよいかもしれません。 が、最後に訳者解説を読んでしまった自分に、最初から読み直す気は起こりませんでした…。

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2021/08/25

通信理論を一から作り、そして完成させたClaude Elwood Shannonの1948年の歴史的論文の全文と訳者の解説である。

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2020/11/29

小学生の頃にこの論文を読んでいて、パソコンを持っていたとしたら、JPEGやMPEGを発明できていた。かもしれない! 勉強は大事だなあ。大学でちゃんとした情報学を学んでいる人は全員読んでいるのだろうか?

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2020/04/30

★図書館だよりNo.57 「一手指南」  加藤 丈和 先生(電気電子工学科)紹介図書  コラムを読む https://www.sist.ac.jp/media/letter_no57.pdf 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac...

★図書館だよりNo.57 「一手指南」  加藤 丈和 先生(電気電子工学科)紹介図書  コラムを読む https://www.sist.ac.jp/media/letter_no57.pdf 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/199778

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2017/01/30

通信理論の生みの親であるシャノンによる記念碑的論文と、同僚のウィーバーによる解説を一緒にした本。とにかくウィーバーの解説がわかりやすく、今後の哲学的探索の方向付けも行ってくれている(極端だったので今では部分的に否定されているが、それでも大部分は説得的)。日本語訳もわかりやすい。

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2012/10/27

情報分野に絡む人間であれば一度は読むべき本だと思う。ただし内容は難解で、値段も高い。深く理解することでその重要性を認識できるが、大まかに内容を知りたい人には図書館の利用を薦める。

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2012/08/05

大学院1年のゼミの読本として先生に薦められ読み始め、何とか第1章だけを読み終わったので、先に感想を書くと、この本は「難しい」の一言につきる。 元の文章が論文なので、全くもって初心者向けではなく、事前にある程度の知識を得てからでないと理解するのは無理だと感じた。 ただし、何十年前...

大学院1年のゼミの読本として先生に薦められ読み始め、何とか第1章だけを読み終わったので、先に感想を書くと、この本は「難しい」の一言につきる。 元の文章が論文なので、全くもって初心者向けではなく、事前にある程度の知識を得てからでないと理解するのは無理だと感じた。 ただし、何十年前にシャノンによって提案された通信理論が、今の通信技術の基盤となっているため、一読しておくべきものだと思っている。 ちなみに本書が分かりにくい感じた人は、数学的アプローチで情報理論について解説している甘利俊一著の「情報理論」を一度読むことをお勧めする。 個人的にはこちらの方が分かりやすかった。

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2012/03/29

最初から57ページまでをしっかり読み、それ以降は流し読みしました。 非常に面白い本で、情報系の学生なら一度は読むべき本だと思いました。

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2010/04/02

 情報理論という分野を創りだしたC.シャノンの有名著作。通信、すなわち文字や音声・映像といったものを科学として扱うために定量化した。彼は、それを確率によって行った。そしてエントロピー・ビットの概念を情報理論に盛り込んだ。  この論文は、20世紀最大の影響力を持つ論文などと呼ばれる...

 情報理論という分野を創りだしたC.シャノンの有名著作。通信、すなわち文字や音声・映像といったものを科学として扱うために定量化した。彼は、それを確率によって行った。そしてエントロピー・ビットの概念を情報理論に盛り込んだ。  この論文は、20世紀最大の影響力を持つ論文などと呼ばれるほどの逸材である。そして、この本の特長は、前半のワレン・ウィーバーによって書かれた解説文である。ここには、数学的に厳密な話を限りなく省いて文章のみでこの論文を表現してある。なので、論文の内容が分からなくとも、前半さえ読めば内容は理解できる。  一流の論文というものの空気を感じるには素晴らしい本だと思う。

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