黒衣の花嫁 の商品レビュー
結婚式当日に新郎を殺…
結婚式当日に新郎を殺された新婦は、復讐を開始する。連作ですが、各編に工夫が施されていて良いです。
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結婚式当日に夫を殺さ…
結婚式当日に夫を殺された妻の復讐劇。連作短編をいった味わいがあって良かったが、ラストがいただけない。
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2026.04.07読了 この作者の作品を読むのは3作目 3作とも素性のわからない謎の人が次々に復讐していく設定なのが妙で笑ってしまったけど、どれも面白い。
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昭和22年の作品&ドラマにも映画にもなったんですね。そんな感じ。女性の話し方が優雅で素敵。雰囲気も好み。情報がすぐに拡散され、写真も出まくりの今では考えられない展開。古き良き時代のミステリを満喫しました。
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一応ミステリーなのかな? 謎解き要素は一切ないに等しいんだけどね。 実際にこの女がなぜ殺人を繰り返したかは 最後の章になるまで明らかとはなりません。 最後だけ動きがあるので ついにやりよると思えるはずですし。 実に読者にとっては親切です。 親切すぎますね。 ただ、真相はあまりにもやるせない 形にはなってしまっています。 だけれども、あるものにてさえ出さなければ きっとこの女性は復讐の鬼には ならなかったはずですよ… しかしまさかが隠されていたとはねぇ…
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ウィリアム・アイリッシュの未読であったこの本を読みました。コーネル・ウールリッチ名義で書かれています。 サスペンス風のストーリーはすごく良いと思います。 ただ、ここのところチャンドラー、ロス・マクドナルドといった味のある文章に触れていたので、どうしても文章が少し軽くみえてしまう。...
ウィリアム・アイリッシュの未読であったこの本を読みました。コーネル・ウールリッチ名義で書かれています。 サスペンス風のストーリーはすごく良いと思います。 ただ、ここのところチャンドラー、ロス・マクドナルドといった味のある文章に触れていたので、どうしても文章が少し軽くみえてしまう。 また、登場人物も掘り下げて書かれてはいないので。 個人的にはロス・マクドナルドにリメイクしてもらいたい一作。 散々に書きましたが復讐劇ものとしてはとても良いドラマ だと思います。ジャケットもとても素敵です。
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〝第二のフィッツジェラルド〟を目指していた文学青年ウールリッチがミステリ作家へと転身したのちの初長編で1940年発表作。全体の印象と物語の構造は、後の「喪服のランデヴー」(1948)と重なる部分が多い。そして、二作品ともウールリッチの代表作である「幻の女」(1942)に次ぐ名作と...
〝第二のフィッツジェラルド〟を目指していた文学青年ウールリッチがミステリ作家へと転身したのちの初長編で1940年発表作。全体の印象と物語の構造は、後の「喪服のランデヴー」(1948)と重なる部分が多い。そして、二作品ともウールリッチの代表作である「幻の女」(1942)に次ぐ名作として評価が高い。 両作とも復讐者がターゲットとするのは五人。だが、「…花嫁」の女が対象全員を有罪として〝特定〟しているのに比べ、「…ランデヴー」の青年は〝不特定〟のままで殺していく。つまり、罪を犯していない者がいても問答無用で死に値するとし、殺害の状況もより残忍な手法を用いる。この差は大きい。 退廃的な美文に彩られた極めてノワール色の濃い「…ランデヴー」に比して、本作の時点ではさほど文章に凝ってはいない。その分プロットに力を入れており、終盤に於いて畳み掛けるように明かされる真相には迫力がある。復讐譚として捻りを加え、善人と悪人、罪と罰が変転するさまは鮮やかだ。ただ、復讐の動機となる事件については不自然さが残る。さらに、主人公の心理面での掘り下げが弱いと感じた。同じように「…ランデヴー」でも、復讐者の内面描写が無いのだが、その凄まじい怒りと哀しみを、特異なレトリックを駆使し見事に描き切っている。そして、ロジック重視の謎解きよりも不条理な死/悪の有り様を抉る暗黒小説として昇華させている。実質の創作期間は短いウールリッチだが、その技倆は驚異的なスピードで磨かれたことを実感する。
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小学生の頃子供向けミステリーで「黒衣の花嫁」があったが何故か読むことなく、今になってやっと読んだ。 女はシカゴへ行くと言いながら、すぐさまニューヨークに取って返し、旅行鞄からイニシャルをはがし別な女になった。そして第一部「ブリス」で女は「あなたは4人の男のかたと一緒に車に乗っ...
小学生の頃子供向けミステリーで「黒衣の花嫁」があったが何故か読むことなく、今になってやっと読んだ。 女はシカゴへ行くと言いながら、すぐさまニューヨークに取って返し、旅行鞄からイニシャルをはがし別な女になった。そして第一部「ブリス」で女は「あなたは4人の男のかたと一緒に車に乗ってらっしゃった」といいながら男をバルコニーから突き落とす。 本では女は結婚直後だ、というのは最初は分からないが裏表紙の紹介から分かり、目次も5人の名前があるので、この車に乗っていた関係者を次々殺すのだな、と分かる。分かるがおもしろい。さあ、復讐を遂げてくれ、と応援する気持ちになる。・・・・ところが肝心の真実があっと息をのむどんでん返し。 まあ、夫の死の真実はすぐに分かったのじゃないかな?と疑問は湧くのだが、筆運びがそれを凌いでいる。 第3部モランでモランの子供の幼稚園の先生が有力容疑者として逮捕され、アリバイや証拠から容疑者の否定ができなくなっていく様は「幻の女」と似ている。 連続ドラマなどにしたらとてもおもしろいだろう。 1968年、フランソワ・トリュフォー、花嫁役ジャンヌ・モローで映画化。 訳者・稲葉明雄氏の解説があり、この8月3日から9週にわたってTBSで十朱幸代主演で放映されることになり、それでこの機会に訳を新たにして(早川)文庫にいれることになった、とある。(1983.7.17記) 1940発表 1983.5.15発行 1991.9.30第5刷 早川ミステリー⑩-4 520円 図書館
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丸善150周年記念復刊の1冊。 流石にやや古びてしまったところもあるが、当時は現代的で都会派のサスペンスだったのだろう、と思う。 しかしこのオチは切ないなぁ……。
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