脱出航路 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「鷲は舞い降りた」より先に、こちらを読了。最後まで読みやすかった。 独軍の旗色が悪くなってきた頃、南米の港から、ドイツの人々が三本マストの帆船に乗って脱出した。船長と尼僧のちょっとした対立、嵐、浸水や食料問題に直面しながらも故国を目指そうとする。しかし、ついに大型の台風にぶつかり――。 任務の途中に帆船を発見する独軍空軍機の将校、捕らえられたUボートの英雄、敵国の人間ながら救出に向かうアメリカの人々。大嵐の中、敵味方を越えて救いに行くクライマックスは見ものです。
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ヘルムートとロッテの悲愛と、敵味方を超えての救出活動が胸を打ちました。ただスコットランド高地人の言葉遣いを九州弁? に翻訳するのはやめて欲しかった。菊池光氏が翻訳していればもう少し、読みやすかったのではないかと思う。
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