もうアメリカ人になろうとするな の商品レビュー
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[ 内容 ] 和より競争、平等より格差、長期的視点より目先の利益、情より公正さ、規制より自由、従業員より株主…それらのアメリカ的価値観は、はたして日本人に適したものなのだろうか? 大多数の日本人を幸福にする社会にふさわしいのだろうか? グローバリゼーションのなか、改革という勇ましい掛け声によって、日本社会の根本がアメリカ文化で脅かされている。 その歪みが現在の金融危機によって露呈した今、精神的アメリカ離れの声も聞かれるものの、アメリカ追従の基本的な流れは変わらない。 しかし、アメリカ人とアメリカ社会にとって良い仕組みが、必ずしも日本人と日本社会にとっても良いとは限らない。 元官僚でもあった著者が、アメリカ人と日本人の価値観の違いを定性的定量的に示しつつ、21世紀の世界の幸福にも寄与する日本的価値観の再評価と、それに基づく社会の仕組みの再構築、そのための政策を大担に提案する。 [ 目次 ] 第1章 動揺する日本社会 第2章 アメリカ社会の表と裏 第3章 日米社会の基本構造の違い 第4章 新しい日本主義のすすめ 第5章 二十一世紀の日本社会の繁栄のために何ができるか 第6章 二十一世紀型日本主義、展開への提案 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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アメリカ人論も、日本人論も、感覚的に書かれているように感じる。よく言われていることばかり。アメリカ人は金の話をすぐするとか、日本のよさを取り戻すために、非正規雇用をやめようとか、なんでそうなのかとか、どうすればよいのかまではわからない。データや事例は挙げられているものの、結論ありきのデータを引っ張ってきているのでは、と思ってしまう。 少し前の本だから仕方ない部分もあるだろうけど。
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アメリカ型からの脱却を提案する本。 そもそも社会的基盤や風土が違うのだから、アメリカを真似しても無理がある。 21世紀は「日本主義」に転換すべきと主張。
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