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笑う脳 の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2015/10/07

茂木さんがこんなにおもしろいお方だとは存じ上げませんでした。もっと早く知りたかった! 笑いを愛するすべての方々へ。

Posted byブクログ

2013/02/10

本の構成がよく考えられていて・・・ ニンゲンが 「笑う」ということを 考察する。 編集能力でつくられた 本で・・・ 茂木健一郎氏は 「対談」の名手 なのだろう。 動物の中で ニンゲンだけが わらう。 ニンゲンだけが 死者をとむらう。 その特殊性を どう見て 何故そうなのか? ...

本の構成がよく考えられていて・・・ ニンゲンが 「笑う」ということを 考察する。 編集能力でつくられた 本で・・・ 茂木健一郎氏は 「対談」の名手 なのだろう。 動物の中で ニンゲンだけが わらう。 ニンゲンだけが 死者をとむらう。 その特殊性を どう見て 何故そうなのか? 笑いのメカニズムのなかで・・・ 『くすぐったい』・・・自分でくすぐっても何故くすぐったくないのか? くすぐりは 大脳皮質の「体性感覚野」が 関与していて 自分でくすぐると 体性感覚野 がキャンセルされる。 自分が安全な状態で 相手と良好な関係でないとくすぐったくない。 知らないヒトや 他人では 「怖い」 と思う。 条件がそろって 初めて笑う・・・。 笑うとは 複雑なシステムとなっている。 笑いは伝染する・・・共感するのが早い。 笑いが 安全のサインとなる。 落語という洗練された 笑いをはぐくんだ日本。 その笑いは 想像力 がないと笑えない。 オトコが 女子を笑わせている・・・ 女子が オトコを笑わせることはすくない。 女子は いかに笑うか?がポイントとなる。 何故オトコには 笑わせる能力が要るのか? 男のもつ社会的な役割から  「攻撃性」を解毒するための笑いがある。 この 攻撃性を解毒するための笑い というのは  大切なことだと思う・・・。 松本人志の笑いは 怒りが根源となっている。 何故怒っているのに 笑われるか・・・? この「攻撃性の解毒」としての笑い。 そうだね。もっと怒って もっと笑わなくちゃ。 最後のほうで 女子に話しかけて 笑ってもらえるのが 一番幸せだ と落ちがついていた。 1980年代 に 笑いの質が変わった。 植木等とクレージキャッツの笑い→ ドリフターズの笑い そして、コント55 そして キンちゃんの笑いが・・・ キタノタケシの登場で 権威を笑うという毒のある笑いに変化した。 私は 「タモリの笑っていいとも」を 朝寝ぼうして、 いつものんびり 日曜日に見るというのが楽しみだった。 権威を笑うということから しりあがり寿 は・・・ 死の対して 笑うことを 表現した。 ニンゲンは 致死率 100% 死を目前としたときに 『ああ。やっと来たか。 当たり前だよね。 だってニンゲンだもん。ハハハ』と笑えるようにしたいという。 死を笑いの対象にする という発想が 図抜けている。

Posted byブクログ

2011/05/12

笑うということは脳を活発に活動させるということ。日常生活の中からささやかな笑いを見つけることが幸せに生きるコツではないかとおもえる

Posted byブクログ

2011/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内田樹氏の対談中発言、「その場に集まった、選ばれた人に受け継ぐんですよ、言葉で」。インターネットでは得られない「生」の体験の持つ力というもの。説得力ある。確かに。

Posted byブクログ

2010/11/01

この本は笑いに関して書かれた 作品であります。 が、面白いのは本編でなく 対談のところや エイプリルフールの項目のところでしょうか。 その項目はなかなか面白いです。 対談集のほうでの お勧めは最後の人物のお話です。 ちょっぴり猥談がありますが 気になさらないように。 だけれど...

この本は笑いに関して書かれた 作品であります。 が、面白いのは本編でなく 対談のところや エイプリルフールの項目のところでしょうか。 その項目はなかなか面白いです。 対談集のほうでの お勧めは最後の人物のお話です。 ちょっぴり猥談がありますが 気になさらないように。 だけれども日本人の気質に関しては 確かに、と思いました。 そう、昨今のある問題に関しても 強く出なかったために… それと笑いが 日本を変えるのは確かにと思います。 日常にも笑いがないと 潤いがないなと感じてしまいますしね。

Posted byブクログ

2009/10/27

○5「ある人の価値は、何よりも、自分自身からどれくらい解放されているかということで決まる」。 ★アインシュタイン、なるほどって思うけど、何となくピンと来ない。 ○115死を認識できるかできないかは、自意識の発生とともに、人間と動物とを隔てている。人間だけが、死を自己の実存の限界と...

○5「ある人の価値は、何よりも、自分自身からどれくらい解放されているかということで決まる」。 ★アインシュタイン、なるほどって思うけど、何となくピンと来ない。 ○115死を認識できるかできないかは、自意識の発生とともに、人間と動物とを隔てている。人間だけが、死を自己の実存の限界として認識している。 ★そこか。 ○142「それには価値がある」とする「集団思考」に支えられている。権力も貨幣も人々が信じることを止めてしまえば、たちまち威厳が綻び、王様も丸裸にされてしまうわけだ。 ★時代の流れとか、ブームとか、の元か。 ○158オヤジギャグは偉い人が自分より下位の人間に、有無をいわせず自分の趣味の悪さを押し付けることだと。いわゆるセクハラ発言と同じ構図で成り立っている ★気をつけよ。。

Posted byブクログ

2009/10/13

脳が喜ぶことが(本人に)与えている影響がわかりやすく書かれています。また笑いは闘争したいという本能を解毒するためにあるのではないかとかエロスと笑いは対極的な位置にあるといった考察は生物学的におもしろいと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/08

「笑い」について。 現代のバラエティ番組やお笑い芸人の話、世界の笑いの話、しりあがり寿さんとの対談など盛りだくさんな一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/04

テレビによく露出しているのだが,茂木健一郎氏がどのような人なのかいまだにつかめずにいる.少なくとも研究者ではないようだ. どちらかといえば,テレビに出てたくさん本を書くといったパフォーマーといったところか?本書も比較的最近に出ている. 話題としてはおもしろいのだが,深く掘り下げる...

テレビによく露出しているのだが,茂木健一郎氏がどのような人なのかいまだにつかめずにいる.少なくとも研究者ではないようだ. どちらかといえば,テレビに出てたくさん本を書くといったパフォーマーといったところか?本書も比較的最近に出ている. 話題としてはおもしろいのだが,深く掘り下げるまでには至っていないというところが物足りない. たとえば,“メタ認知”という観点から笑いという現象について,あるいは生きる中での笑いの意味について考察を試みるのはおもしろい試みだが,それ以上突っ込んだ話はでてこない. その道のプロの人たち(噺家や漫画家)との対談があるのだが,茂木さんが話しすぎのような気がする. 彼らよりも茂木さんにはどの点で“現場性”(本書のキーワード)があるのだろうか・・・ないのだったら,まず,その人の話を聞くべきではないか? そんな悶々とした感じを受けずにはいられない一冊でした. 脳科学者と名乗らずに,脳に関する実証研究ベースの哲学者と言ってくれれば,まだ納得できる. 専門書を書くことはしないのだろうか.人と人とをつなぐ,発想と発想をつなぐきっかけを作ればそれでよいのだろうか. 今は稼ぐだけ稼いで,もう少し売れなくなったところで,とりかかるのかなあ.きっとそうしないだろうなあ. きっとそれでいいんだろうなあ...忙しいんだろうなあ. ※感想は,自分のためのもので,必ずしも他者と共有しようというスタンスでは書かれていません.あらかじめご了承ください.

Posted byブクログ