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身体・歴史・人類学(1) の商品レビュー

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2010/06/26

[ 内容 ] 王・首長や、文化システムへの支配権・霊威の「委託」は、同時にこれに拮抗する「個体」の文化の豊かさを失うものではなかった。 現代の一元的な社会・文化システムの駆動が、多層の文化システムを失わせ、個体の文化の力をいかに偏らせたかを照らし出す人類学の試み。 [ 目次 ]...

[ 内容 ] 王・首長や、文化システムへの支配権・霊威の「委託」は、同時にこれに拮抗する「個体」の文化の豊かさを失うものではなかった。 現代の一元的な社会・文化システムの駆動が、多層の文化システムを失わせ、個体の文化の力をいかに偏らせたかを照らし出す人類学の試み。 [ 目次 ] 1(クバにおけるンシャーン(転生)―再生あるいは自己の中の他者 話すこと・食べること・黙すること―クバ文化における身体のフィギュール 穴と蟻塚―アフリカにおける大地=子宮のイメージ) 2(布の始源―草ビロード(ザイール・クバ王国)の空間とリズム 布の造形と社会空間―クバ王国からのノート 王の隠された身体クバおよびレレにおける王権の形成と否定) 3(多産の王と不能の王―クバおよびレレにおける王権の形成と否定;クバ王権とショワ首長権―一王国(ザイール・クバ王国)内での比較の試み) 4(病いを宿すからだ―アフリカの伝統的病い観から;妖術告発裁判における「語り」の論理―アフリカの事例から;森と器―治療者はどのようにして治療者となるか(クバ王国の事例から)) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ