愛のあとにくるもの の商品レビュー
紅が潤吾を愛してくれていて良かった。 2人の間に溝ができてしまった直接的な原因…紅の心の変化…に注目。
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辻仁成と対になる話。 子供だったからってわかっているんだろうけど それでも勝手な女だ。 先にこっちを読まなくてよかった。
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で、こちらが「紅(ホン)」視点を描いた作品。 言葉なしに通じ合えるなんて奇跡なのかな。 やはり思いや気持ちは話し続ける・聞き続ける事が大切だと感じた。
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辻仁成『愛のあとにくるもの』を読んで興味が湧き、紅の視点から描いた孔枝泳のこの作品も読みたくて購入。 良かった。久しぶりに胸打たれる物語に出会えた。 辻仁成版より好きです。 回想シーンも心情たっぷりに、感情の波がかなり描かれていて共感できる。 やはり再会はうまく行きすぎ?という気はするけど、それはやっぱり潤吾と紅の縁。 そこからのお互い不器用なやりとりも、もどかしい。 辻仁成版で、紅の結婚はきっと嘘ついたんじゃないかな。と予想してたので、的中してうれしい。 紅の気持ちが手に取るように伝わってきます。 潤吾のことが大好きな気持ちも、ヤキモチも、ミンジュンに話すたとえ話も、本当にかわいらしい。 紅の、少女のようなちょっと幼い様子が容易に想像できる。 7年前の紅は「ひょうたんの中に閉じこもったまま」という表現が素敵。よくわかる。 奇跡的な再会を果たして、よく一緒に行ったお店の人たちの様子・相手の家族の様子・周りの風景…変わりない?と聞きたい気持ちに駆られる紅は本当に心優しい女性だなあと思う。 紅が泣いて枝希に相談したとき、枝希からきたメールも素晴らしかった。 優しい優しいアドバイス。良い友達。 2冊とも、もう一回しっかり読んでみたい。 忘れられない人がいてもいいんだな、と思わせてくれました。
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辻仁成著『愛のあとにくるもの』の対。 『冷静と情熱のあいだ』もそうだったが、別れた後にひきずるのは男…という説を、こちらでも忠実に証明している。 韓国の人たちが抱く、日本人のイメージ。その一部も併せて知ることができた。
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偶然この本を紹介され、女性側のものを先に手に取る事になりました 翻訳ものだということ、また場面展開が回想と現実が行ったり来たり・・・ですこし読みにくかったんですが、内容的には入りやすし作品です もう一方の辻さんのほうも読むつもりで急いで購入し、読み始めてみたら、う~~~んこれは男性側から読んだほうが良いと感じ早速読破。 あっと言う間に読み終わりました。 韓国ドラマ・・・・によくありがちなストーリー展開を感じながら、結構イメージしやすい作品だと感じました。 今、女性側の視点のほうを読んでいますが、韓国から日本に来て、心細くもあった紅が、ほぼ一目ぼれのように潤吾という男性に落ち、純粋に愛し、思い切り甘え信じていく姿は、韓国女性のまっすぐで強い感情が表現されています。 微妙な心のすれ違いから離れてしまった2人が偶然に再会した時の、男性の気持ち、女性の気持ち・・・それぞれの視点で読み比べると・・・なかなか面白いな~と思います。 「冷静と情熱のあいだ」がこういう作風だったんですよね。 私はその作品は見ていないので良くわかりませんが、こういう作品の作り方は面白いですね。 ドラマも最近食傷気味だったので、こうやって活字から韓国ドラマのように引き込まれるのも、とても新鮮でいいなと感じています。 これは、映画化してくれたらいいな~~って思いながら読んでいます。 日本人が男性なんだけど、これは反対にして男性が韓国でもいいな そんなこと考えながら・・・
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(11.05.16) 潤吾と紅(ほん)。ユノとベニ。 肌の色も瞳も、髪の色もみんな同じなのに…日本と韓国との間に聳え立つ壁。今はどうなんだろうか。 国境を超えた愛とは。うーむ。
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先日レビューを書いた 、辻仁成著「愛のあとにくるもの」の女性側の視点に立った作品。 相手の幸せを願いながらも願いきれない感じが切々と伝わってきた。 「彼に伝えてくれる? わたしは韓国の女で、韓国の女性たちは、自分を捨てて去る人に、赤いつつじの花を摘んで敷いてあげるのだと、それ...
先日レビューを書いた 、辻仁成著「愛のあとにくるもの」の女性側の視点に立った作品。 相手の幸せを願いながらも願いきれない感じが切々と伝わってきた。 「彼に伝えてくれる? わたしは韓国の女で、韓国の女性たちは、自分を捨てて去る人に、赤いつつじの花を摘んで敷いてあげるのだと、それを踏みながら行きなさいと敷いてあげるのだと」 (p201.) 韓国に、こんな奥ゆかしい文化があるとは... 私は、別れたことを後悔できるような男性に出会ったことがまだない。 かといってそういう出会いを求めていないことにも気づき、 冷めているなぁ…と苦笑いしてしまった。
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