右脳会議 の商品レビュー
詰まるところ、会議は何かの創出や解決をするのがゴールで、そのためのアイデアをみんなで出してゴールに導くんだって話。 ただ、それを説いただけの本ではなくて、ファシリテーターの意識するところやアイデアを出すコツなどがたくさん書いてあるのがよかった。
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具体的にアイデアが出る会議の事例があげられているが、内容としては目新しいものは無く、それほど参考になるとは感じられなかった。
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効率化が優先されるビジネスシーンにおいて、メンタルな要素は見過ごされがちだが、実は、メンタルな要素こそが、ビジネス成功の鍵である。会議の参加者の気持ちをファシリテートしよう。会議はお行儀よくする場である、という固定観念は、退屈と緊張を生むだけなので捨てよう。会議のゴールは、アイデ...
効率化が優先されるビジネスシーンにおいて、メンタルな要素は見過ごされがちだが、実は、メンタルな要素こそが、ビジネス成功の鍵である。会議の参加者の気持ちをファシリテートしよう。会議はお行儀よくする場である、という固定観念は、退屈と緊張を生むだけなので捨てよう。会議のゴールは、アイデアを得ること。ポジティブな気持ちで、参加者からアイディアをぐんぐん引き出そう。必ずうまくいく、と思おう。 資料の数字をいちいち読み上げるのではなく、数字に表れない感情的な部分を発表しよう。つるし上げをやめて、全員が問題をわがことと捉えよう。プロコン、SWOT、PMマトリックスを使って問題を解決しよう。
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ファシリテーターの立場から会議の進め方を語った本。実際的な場面の描写が多く参考になる。印象に残ったこと→ 1.全ての会議は何らかのアイデアを生み出すもの 2.アイデアに必要なのは才能ではなく経験や技術 3.アイデアは誰にでも生み出せるもの ←アイデアを才能に帰することは、それを持...
ファシリテーターの立場から会議の進め方を語った本。実際的な場面の描写が多く参考になる。印象に残ったこと→ 1.全ての会議は何らかのアイデアを生み出すもの 2.アイデアに必要なのは才能ではなく経験や技術 3.アイデアは誰にでも生み出せるもの ←アイデアを才能に帰することは、それを持ちあわせていると思っている人のプライドをいたずらに刺激し、才能がないと思い込んでいる人をますます萎縮させるという意味で二重に罪作りなんだそうです。なるほど。
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会議で職場風土を変えていこう!勉強会を企画したときに叔父からもらった一冊。 言いたいことが言える会議であることが肝要。 カンファレンスのように、看護観が議論になる場面にはあまり参考にはならなかったが、「公平な評価者」であること、「仕切り過ぎないこと」は共通している。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルとキャッチ(退屈な定例会議が「宝の山」に変わる)が目に付いたので読んでみた。会議の参加者としての立場からの話を無意識のうちに期待してたけど、半分くらいは司会者/ファシリテータの立場からの話。 [読書録]==================================================== ■第一章:何が会議をつまらなくしているのか? ファシリテーションで一番大切なのは、参加者の気持ちを最適化すること。 「アイデアを出そう、それがすべての会議の目的だ」ということを認識する どんな会議もアイデアを目指す、という前提をきっちり抑えておこう。 ■第二章:会議のゴールは「アイデア」である 営業成績報告のような一見不毛な会議も「アイデア」化可能: 最初の報告はなるべく簡略にし、かわりに「先月はしなかった工夫」や「新たに感じた顧客の変化」などをピックアップする、など。 「問題解決」のためのフレームワーク ①プロコン(Pros and cons):よい点と悪い点、損得、賛否などを列挙 ②SWOT:強み/Strength、弱み/Weakness、機会/Opportunity、脅威/Threat 競合相手や自己の分析 ③PMマトリックス:ProductとMarket アイデアを出すときにはとことん「拡散」に徹しなくてはならない。収束を早々と行ってしまうと、得てして「無理」「時期尚早」などのネガティブな結論へ傾いてしまう。 アイデアの面白さを味わいつくそうとする右脳型の思考が必要。 まず、自分の考えを確認してから、情報の扉を開ける。世の中一般的な常識やデータなど、客観性は後にする。 「問題解決」と「新規開発」の本質は同じ。 問題解決:発売後に生み出すアイデア 新規開発:発売前に生み出すアイデア 「はじめるか/はじめないか」の結論を出す前に「始めるとしたら」どうするか、という視点を設けよう。 右脳をストップさせないようにするためには、積極的に面白がること。 ■第三章:会議を変えるアイデア発想術 何もしないで、ただ「僕はひらめきがないんです」という人は、何の練習もつんでいないアスリートがいきなりオリンピックに出るのと同じ。 会話するときは「聞きっぱなし」ではなく、反応に対してビビッドなリアクションを返すことで、話し手のモチベーションは一気に上がる。 ■第四章:アイデア脳の作り方 目の前の常識を「逆にする」: たとえば「いつ使うか」「誰が使うか」をまず考えて、それを逆にしてみる 会議室の席に着いたら、自動的にメモ帳とペンを取り出し、何か浮かんだら必ず書き留める癖をつける 隙間時間を使って、脳に刺激を与えるトレーニングを行う。 10を作る:4つの数字を使って最後に10に行き着くような数式を作る 連想ゲーム:一分間で、ひとつの単語から、いくつの単語を連想できるかトライする レストランのオーダー:メニューを開いて10秒以内に、何か脳に響いたメニューを即オーダー。 現在、ぴりぴりと神経を苛立たせて仕事をしているなら、一度立ち止まってみてほしい。そしてその苛立ちが仕事に役立っているか、柔軟な発想力を喚起しているか、対人関係を使い物にしているか、と自問してほしい。
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会議は要点を絞って短時間で、となりがちだが、それでは、集まっている意味はなく、退屈な会議となってしまう。短絡的な合理化が逆効果となってしまう好例。新しい視点を与えてくれる本。読みやすくサクッと読める。
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実りある会議を実現するための、主にファシリテーターの目線から考えた秘訣と実践集。 有益な情報が盛りだくさん。人の上に立つような立場の人はこういうことは必ず押さえとかないといけないと思う。にしても、やはり仕事が出来る人は、人間的にもとても器が大きいのだよね。出来るけどヤな奴、っ...
実りある会議を実現するための、主にファシリテーターの目線から考えた秘訣と実践集。 有益な情報が盛りだくさん。人の上に立つような立場の人はこういうことは必ず押さえとかないといけないと思う。にしても、やはり仕事が出来る人は、人間的にもとても器が大きいのだよね。出来るけどヤな奴、っていうのは、そこまでのレベルでの話しじゃないんだきっと。 モデレーターが気をつけていることと似てくる部分も多々あり。やっぱりコミュニケーションの根本は愛だろ、愛って感じ笑
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ノウハウ本で高評価をすることはあまりないが……。 これは自分の感性ともぴったり。 とても役に立つと思った。 20091101
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