ぼくが探偵だった夏 の商品レビュー
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3月にお亡くなりになったそうで。。 恥ずかしながらシリーズもので有名だとは知らず。。。 浅見シリーズ、刑事さんも2人登場して 先にそちらを読んでいればより楽しめたのだろうか。。。 有りがちな、子供が事件にがっつり絡んで、ピンチを何とか運よく切り抜ける、というのではなく 程よく現実を知っているというか、無鉄砲ではない主人公。 そんな彼が大人になったらどんな風に物事を捉えていくのか、是非他シリーズを読んでみたい。 また、作者の方が病気になり筆を折られたそうで、残念。。 と思ったら冊数が凄くて、どれから読もうか悩む。。。
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通常お浅見光彦シリーズのひとつかと思ったのだが、内容はジュブナイルだった。だからといって手を抜いた内容になっているという訳ではないけれど、やはり少年向けということを意識しては、著者の社会に対する強いメッセージ的な表現が抑えられていて、少し物足りない感じはある。 おなじみの登場人物...
通常お浅見光彦シリーズのひとつかと思ったのだが、内容はジュブナイルだった。だからといって手を抜いた内容になっているという訳ではないけれど、やはり少年向けということを意識しては、著者の社会に対する強いメッセージ的な表現が抑えられていて、少し物足りない感じはある。 おなじみの登場人物達の若かりし頃という内容だけれども、大人の性格がそのまま子供や若い時代になっているという感じで、少しひねりがあっても面白いのではないかと思った。
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浅見光彦が子供の頃、夏の軽井沢の冒険のお話。 ミステリーランドなので子供向けですが、おなじみの陽一郎さん内田先生やお母さん、光彦シリーズでは亡くなっているお父さん、それに他のシリーズの竹村刑事も出てきて面白かった♪ 光彦の好奇心というか観察する能力は子供の頃からあったのね・・・そ...
浅見光彦が子供の頃、夏の軽井沢の冒険のお話。 ミステリーランドなので子供向けですが、おなじみの陽一郎さん内田先生やお母さん、光彦シリーズでは亡くなっているお父さん、それに他のシリーズの竹村刑事も出てきて面白かった♪ 光彦の好奇心というか観察する能力は子供の頃からあったのね・・・その才能を認めているお父さんが素敵でした。 推理ものとしてはちょっと物足りないですが、これはこれで楽しめました!
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浅見光彦が子供の時のお話です。竹村刑事等お馴染みの人物も登場するので、これは大人でも十分に楽しめるかなと思ったのですが…。不審な人物は早く割れますし、メインの「緑の館の庭に何が隠されているのか」については、ヒントとなる伏線がなかったので消化不良でした。 そもそも、どんな事件が起き...
浅見光彦が子供の時のお話です。竹村刑事等お馴染みの人物も登場するので、これは大人でも十分に楽しめるかなと思ったのですが…。不審な人物は早く割れますし、メインの「緑の館の庭に何が隠されているのか」については、ヒントとなる伏線がなかったので消化不良でした。 そもそも、どんな事件が起きているのか終盤になるまで明確にされないので、全体的にダラダラした印象でした。
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浅見光彦の小学生時代、それ以外の何物でもなかった時だからこそ 『探偵』だと名乗ってもおかしくなかった時代。 何せ今はルポライターですから…w 場所柄のせいなのか、こんな事があっても納得、な状態。 しかし今は軽井沢は避暑地として涼しいのでしょうか? 逆に暑い、と聞いた事があります...
浅見光彦の小学生時代、それ以外の何物でもなかった時だからこそ 『探偵』だと名乗ってもおかしくなかった時代。 何せ今はルポライターですから…w 場所柄のせいなのか、こんな事があっても納得、な状態。 しかし今は軽井沢は避暑地として涼しいのでしょうか? 逆に暑い、と聞いた事がありますが。 山の中だから、影があって涼しいのでしょうか?? 転校生の隣の席の子、現地の子、という3人組。 子供だからこそ、の無茶と、怒られて事の重大さに気が付く所は 男の子だな、と。。 あの頃、売り言葉に買い言葉で色々でした。 事件に首を突っ込む辺りが、今と昔と変わってない気がします。 そして母親も変わってない気がします。 個の頃から、ぐさっと一言w やっても、お子様はまったく懲りていないみたいですが。
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浅見光彦の少年時代のお話です…。 名探偵の少年時代って…、やっぱり一度は読んでみたいですね…。 今のイメージを決して裏切ることなく、うまくまとまってました…。 他の二人の今も…、ちょっと気になりますね…(^-^)
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あの浅見光彦(小学生)が主人公。ミステリではあるものの、サイドストーリーのようなお楽しみがいっぱい。 お父さんに自慢の息子と紹介されるのが嬉しかったり、強気な転校生の女の子に振り回されたり好奇心いっぱいで無茶もしてしまったり。 浅見少年かわいいなあ。うっとり。
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ミステリーランドシリーズの中では成功している本。 (子供向きという事を作家が意識しすぎている本もあったので) 今時のポップな軽さはないけれど、手堅くするする読める 安定感はあります。
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「うん、大きな電車だ。賑やかな連中が大勢乗っていてね。笑ったり泣いたり、時には喧嘩したりしながら走っている。それぞれ切符を持っているのだが、誰も行き先を知らない。そしてある時、停まった駅にぼく一人だけが降りるんだ。ほかの皆は一瞬、ぼくを振り返るけれど、すぐにまた、笑ったり泣いたり...
「うん、大きな電車だ。賑やかな連中が大勢乗っていてね。笑ったり泣いたり、時には喧嘩したりしながら走っている。それぞれ切符を持っているのだが、誰も行き先を知らない。そしてある時、停まった駅にぼく一人だけが降りるんだ。ほかの皆は一瞬、ぼくを振り返るけれど、すぐにまた、笑ったり泣いたり喧嘩したりしながら、走り去ってゆく。もうその電車にはぼくはいない。人が死ぬっていうのは、そういうことだと思う。」 実は初内田康夫だったりするのだけれど、 今まで、テレビで何度も眺めているから全く違和感なし。 するするーーっと物語に入っていけた。 そして、物語は、ミステリーというか、謎、な部分もあるのだけれど、 光彦少年は、そんなに大活躍とかじゃなくって、 その一夏に起こったことによって、 彼が少し大人になっていくさまが心地よかった。 それは、光彦少年のその後を分かっているからなのかなぁ。 爽やかな物語だった。 そして、彼女の祖父、が、今の内田康夫さんなのかなぁ なんてことも考えさせられた。 戦争を体験してきた人が、後世に伝えられること。 そういうものも、実は、散りばめられた1作なのだと思う。 【3/3読了・初読・市立図書館】
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浅見光彦小学5年生の夏の出来事のようです。 軽井沢の別荘で過ごす中、とある別荘が掘った深い穴からどんどん想像を膨らませ、ついには事件解決の糸口をつかみます。 まだこの頃には浅見の父も存命中、母は後の厳しい姿よりもやや甘く、お手伝いはすみちゃんではなく、あの人はまだルポライターだっ...
浅見光彦小学5年生の夏の出来事のようです。 軽井沢の別荘で過ごす中、とある別荘が掘った深い穴からどんどん想像を膨らませ、ついには事件解決の糸口をつかみます。 まだこの頃には浅見の父も存命中、母は後の厳しい姿よりもやや甘く、お手伝いはすみちゃんではなく、あの人はまだルポライターだったりします。 ひと夏の出来事にふさわしい爽やかささえも感じる作品でした。
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