時計の時間、心の時間 の商品レビュー
大した発見はない。 体感時間を長くするには、 ①優先順位をつけて大事なことに集中すること ②新規のイベントを多くやること ③代謝を良くすること ④広い空間にいること これくらい。。。。
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結果的に、時計の時間(物理的な時間)の進み方と、心の時間(心理的な時間)の進み方の違いが生じる理由について、科学的な説明はありませんでした。 が、違いが生じる場面にはどのようなものがあって、その理由はおそらくこうではないか、という点については、十分に説明がありました。 ちな...
結果的に、時計の時間(物理的な時間)の進み方と、心の時間(心理的な時間)の進み方の違いが生じる理由について、科学的な説明はありませんでした。 が、違いが生じる場面にはどのようなものがあって、その理由はおそらくこうではないか、という点については、十分に説明がありました。 ちなみに、この本では、時間の進み方だけではなく、様々な人間の感覚、いわゆる五感等について、丁寧に説明してあります。 我々の感覚が、とくに同時性を認識する上で、いかに厳密でないかが、よくわかります。 が、厳密でないからダメ、なのではなく、少なくとも、中世~近代あたりまでの生活おいては十分な精度の感覚であり、厳密でないことにも、それなりの理由がありそうだ、という点には、人体の、あるいは生物の精妙さを感じました。 タイトルそのものの内容について知りたい人には、不満が残る本かもしれませんが、認知心理学の知見を得る意味では、かなりよい本だと思います。
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時計の時間と心の時間についてすこし難しく書いてあった。 論理が通っており大変楽しめた。 平凡な人生を送っている人に読んでもらいたい一冊
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人の時間の感じ方捉え方を心理学や脳医学の観点から解説した本。最初はあんまり内容が入らなかったけれど、体の代謝が上がるにつれて時間と流れ方がゆっくりになる、と言う部分はなるほど!と思った。同じようにパソコンでの集中的な単純作業は時間泥棒だなあ、と感じた。
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「時間」って難しい概念ですね。 後半に行くに従って、難しくてちょっと。。 って感じでした。 んー。。 なんかタイトルのイメージとは違う内容だった気もします。
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本書より要点まとめ☆2010/01/20 理想的な状態を夢見るよりも、日常の中で毎日を有意義に過ごせるように試みること、 いつまでも同じことを楽しむのでなく、新たに楽しめること、その時だからこそ意味があることをみつけて、 そのことに取り組む時間を持つことが大事。 人間は致死率1...
本書より要点まとめ☆2010/01/20 理想的な状態を夢見るよりも、日常の中で毎日を有意義に過ごせるように試みること、 いつまでも同じことを楽しむのでなく、新たに楽しめること、その時だからこそ意味があることをみつけて、 そのことに取り組む時間を持つことが大事。 人間は致死率100パーセントの存在で、誰も死を免れることができない。 昨日よりは今日、今日よりは明日、誰もが一日ずつ死に近づいている。 豊かな時間を得るためには、この現実から時間を見直す必要がある。 そこには季節のように周期的な時間と、一生のうちで1度しかない一期一会的な 時間が流れている。いつでもあり得るような均質化された今ではなく、 今しかあり得ない今が常にあることになる。人間はその身体的かつ精神的な制約から、 グローバル化された均一で延々と続く時間を生きることはむずかしい。 むしろどのように時間を分節化して一日や一カ月、一年、十年という期間を 意味のある時間にすることができるかが、身体的制約から離れることが できない人間にとって重要な問題となる。 人間は過去に行った同じような作業に対して、実際にかかった時間よりも 短く評価する特性がある。自分の時間の見積もりは、実際にかかる時間よりも短めになる 傾向があるのでなかなか信用できない。
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