夏の塩 の商品レビュー
文庫で追っていたものが、一冊のハードカバーになりました。 出てくる登場人物たちがとても愛しい。 みんなでご飯を食べるシーンはとても幸せ。 なんでだろうなあ、と考えますが、一つは混ざりたいなあっていう希望かな。 偏見なく、信頼はしているけれどもたれることなく、同じ食卓を囲むよう...
文庫で追っていたものが、一冊のハードカバーになりました。 出てくる登場人物たちがとても愛しい。 みんなでご飯を食べるシーンはとても幸せ。 なんでだろうなあ、と考えますが、一つは混ざりたいなあっていう希望かな。 偏見なく、信頼はしているけれどもたれることなく、同じ食卓を囲むように、日々の付き合いがあります。サリームと一緒にご飯つくりたい。 さちのちゃんと一緒に、ご飯食べられたらいいのにな・・・。 ネズミランドでもさちのちゃんあんまり食べてなかったし。
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ハードカバーの重みが愛しくて、買ってよかったなと思いました。 期待していた書き下ろしラブラブは読めませんでしたが。笑 ずっしりとした重みは、人生の重み。愛の重み。 BLというカテゴリに収まらない、深い人間愛のお話。 こうして手に入ったので、安心してゆっくり大切に読もうと思います。
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【あらすじ】 味覚障害の青年・魚住真澄は、学生時代の友人・久留米充のアパートに居候している。味覚を失ったのは、生きる意味を見失ったから?インド人の血を引く隣人サリームに、久留米の元彼女のマリ。日常に潜む生と死、哀しみと喜びの物語。 【感想】 魚住くんシリーズ上巻。マリちゃんの...
【あらすじ】 味覚障害の青年・魚住真澄は、学生時代の友人・久留米充のアパートに居候している。味覚を失ったのは、生きる意味を見失ったから?インド人の血を引く隣人サリームに、久留米の元彼女のマリ。日常に潜む生と死、哀しみと喜びの物語。 【感想】 魚住くんシリーズ上巻。マリちゃんの存在感が際立っています。
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「おまえが泣くところ見してみ」 なんだかんだで世話焼きサラリーマン(久留米充)・何かと不幸な院生(魚住真澄) 魚住が久留米の家に転がり込むところから始まる、生と死と友と愛のお話。 魚住くんシリーズ復刻版…だったのですね。知らなかった。 何気なく買ってみたら、大当り!あー新品買...
「おまえが泣くところ見してみ」 なんだかんだで世話焼きサラリーマン(久留米充)・何かと不幸な院生(魚住真澄) 魚住が久留米の家に転がり込むところから始まる、生と死と友と愛のお話。 魚住くんシリーズ復刻版…だったのですね。知らなかった。 何気なく買ってみたら、大当り!あー新品買えばよかった(笑) いくつかの区切りのよいお話しで構成されてますが、どれもこの人たちの世界を知るうえで欠かすことのできないお話しだなぁと思いました。魚住くんが様々な人と関わることで成長、、というか人間らしくなる様が微笑ましかったです。そして鈍い2人がもどかしい!そのもどかしさも一興。最後のお話しは涙無くして読めませんが、大切なものについて考えさせられる感慨深いお話しでした。 文句なしで殿堂入り!
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BL小説まさかのハードカバーですよ。 榎田さんの作品ということで、ハズレはないだろうと思い購入したらハズレどころか大当たりでした。 顔はいいのに精神的・身体的に問題ありまくりな魚住と、優しくはないけど魚住にとって一番一緒にいて楽な存在の久留米の物語です。 BLの癖にまさかの一巻...
BL小説まさかのハードカバーですよ。 榎田さんの作品ということで、ハズレはないだろうと思い購入したらハズレどころか大当たりでした。 顔はいいのに精神的・身体的に問題ありまくりな魚住と、優しくはないけど魚住にとって一番一緒にいて楽な存在の久留米の物語です。 BLの癖にまさかの一巻にエロシーンがない!という驚きと、読み終わったあとの充足感に色々と吃驚させられた作品です。ていうか、両思いにすらならないのかよ、みたいな(笑) あ、これは1巻で、2巻は「夏の子供」です。 BLだからと敬遠せず、沢山の方に読んでもらいたい作品です。
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名作。BLで号泣するとは。文庫を全部もってるから買うの迷ったんだけど(高いし)、書き下ろしが入ってるっていうから買っちゃったー。ずるいなあ(笑)
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「夏の子供」と同時に発売になった、魚住くんシリーズの豪華版です。 ハードカバーと総集編・・・・というより、 話の書き下ろしと、茶屋町さんのイラストが見どころだと思います。 イラストも、書き下ろしも少ないのですけど、魚住君シリーズを好きな人なら拝見する価値は絶大だと思っています。
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ーー味覚を失ったのは、生きる意味を見失ったから? 今と全然違った文体で驚きました。あえて周りに合わせたレベルで書いてるのかな…。宝の持ち腐れ。そして榎田尤利曰く「自分が一番書こうとしていた作品の内容に一番近かったのが当時のJUNEだった。」らしいです。 とりあえず、涙が止まらな...
ーー味覚を失ったのは、生きる意味を見失ったから? 今と全然違った文体で驚きました。あえて周りに合わせたレベルで書いてるのかな…。宝の持ち腐れ。そして榎田尤利曰く「自分が一番書こうとしていた作品の内容に一番近かったのが当時のJUNEだった。」らしいです。 とりあえず、涙が止まらなかった。あと、全体的に死が近い。なんだか読み返したくなってうずうずしちゃう本。久留米が死ぬとこ見たくないから先に死ねばいいんだって、その不安定さが愛おしい。
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