怪談実話 コメカミ草紙 の商品レビュー
短編すぎる短編集59本。 途中ちょっと読むのしんどくなって読むのやめようかとも思ったけど何とか読了。 『怖かったんだよ』が一番印象的やった。
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内容はよく覚えていない。 でも怖いってことはちゃんと覚えてる。 短く、淡々と、ゾッとする。 「え、なに?!なに?!」って冷や汗かく感じ。 こういうの、怪談らしくて好き。 それにしても短い文で怖さを表現できるなんて、脱帽です。
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2015.10.7了 「異常快楽殺人」「独白するユニバーサル横メルカトル」「ダイナー」、超-1などでおなじみの著者による、心霊現象でも人間の狂気でもない実話怪談の新境地とのことで、ずいぶん楽しめた。 心底怖い。なんだろうこの恐怖感。ぞくぞくする。 幼い頃、自分を取り巻く世界に対...
2015.10.7了 「異常快楽殺人」「独白するユニバーサル横メルカトル」「ダイナー」、超-1などでおなじみの著者による、心霊現象でも人間の狂気でもない実話怪談の新境地とのことで、ずいぶん楽しめた。 心底怖い。なんだろうこの恐怖感。ぞくぞくする。 幼い頃、自分を取り巻く世界に対し感じた根源的な恐怖を思い出した。 歳をとるにつれ、いつの間にか何もかもわかった気になり、安穏と過ごしているこの世界は、しかし、知らないことばかり、とても危うい均衡の元に成り立っていていつ崩れるとも限らないのだと思い知らされる。
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こめかみとこめかみの間が拵えたようなゾッとする話 脳か。 空脳の恐怖マシマシバージョンて感じがした。 つまらなくはないけれど印象に残らない一冊。
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平山さんの本!! 読まずにはいられない!! と読んだはいいけど、やっぱり思い返すと記憶に残ってない…。
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身の毛もよだつ小話集。かなり雰囲気が出てる。心霊現象と偶然の間くらいの話がいちばんリアリティがあって怖い。そもそも怖い話というのは、人間の記憶もあいまいさが作りだしているのではないかと感じさせる。
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霊のしわざ、というありきたりな言葉でも説明しきれない、不可解な話ばかり。 だが、字間から常に強烈な怪異があふれ出すその不気味さは、下手な怪談本よりも恐ろしい。 読み終えれば、なんとも言えない気持ち悪さに包まれる、これが本当の禍不思議(マガフシギ)な怪談実話集。
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ごくごく短い物語が、これでもかというほど詰まっていて、かなり読み応えがある一冊。グロい描写はほとんどありませんが、それでも途轍もない恐怖が襲って来ます。似たような物語がチラチラと混じっていたのは残念ですが、これだけの数の物語を詰め込んでいると考えれば、許容範囲かな。
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オーソドックスな恐怖ショートショート集。やや怪奇に傾く。 中山昌亮の『恐怖の種』みたいな、あれ一体何だろう、という心に引っかかったまま消えてくれないイヤな恐怖満載。枕頭に置いてチビチビ楽しむと宜しいでしょう。 猿を洗い殺す話とか、憑依発狂系がイイ感じ。「洗い殺す」という表現は『ダ...
オーソドックスな恐怖ショートショート集。やや怪奇に傾く。 中山昌亮の『恐怖の種』みたいな、あれ一体何だろう、という心に引っかかったまま消えてくれないイヤな恐怖満載。枕頭に置いてチビチビ楽しむと宜しいでしょう。 猿を洗い殺す話とか、憑依発狂系がイイ感じ。「洗い殺す」という表現は『ダイナー』でも登場した。作者一流の造語の一つ。 ただ、ACのCMが元ネタと分かる一篇はどうかと思う。
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新耳袋のような「違和感のある現象」をうまく捕らえていて面白い。新耳袋が好きならばこれも是非どうぞ。途中状況がわからず読みにくい話しがあった、残念。
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