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僕と演劇と夢の遊眠社 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2010/04/20

知っているようで全く知らない演劇界の裏側だった。 私は最近思うのだが、 この「情熱」のありか、みたいなのを知りたいのだ。 やりたい、こうしたい、そうの原動力はなんなんだろう。 演劇であればこの人たちを感動させたい!! とかそういう純粋な気持ちなんだろうか。 迫力満点の、もはや...

知っているようで全く知らない演劇界の裏側だった。 私は最近思うのだが、 この「情熱」のありか、みたいなのを知りたいのだ。 やりたい、こうしたい、そうの原動力はなんなんだろう。 演劇であればこの人たちを感動させたい!! とかそういう純粋な気持ちなんだろうか。 迫力満点の、もはや伝記と言っても差支えの無い本だ。 野田秀樹が腎臓を痛めて、代役で公演が行われたときを読んだら涙が止まらなかった。感動したのか?胸を打たれたのは間違いない。 演劇を志す人は、読んでおいてしかるべき本!!

Posted byブクログ

2020/07/27

僕は遊眠社の舞台は、大学3年くらいの時からしか見ていない。あの代々木体育館やつくば万博のイベントは黙殺してしまったんだなぁ。◆◆同じ野田と組んだ制作側の北村明子と比べると、お坊ちゃん度が高いんだなぁ。これはワザとなのかもしれないが。読んでいてハラハラした。今まで、彼が何度もこの思...

僕は遊眠社の舞台は、大学3年くらいの時からしか見ていない。あの代々木体育館やつくば万博のイベントは黙殺してしまったんだなぁ。◆◆同じ野田と組んだ制作側の北村明子と比べると、お坊ちゃん度が高いんだなぁ。これはワザとなのかもしれないが。読んでいてハラハラした。今まで、彼が何度もこの思い出のことを本にしようとして、挫折したのは何となく分かる気がする。◆◆それから、一時期、蔭で野田から高萩を会社を辞めさせて呼んでしまったことに責任を感ずるというようなことを言われていたそうだ。これは何か自分自身にも似たような経験が

Posted byブクログ

2011/08/19

劇団の制作者がこれほど赤裸々に公演の過程を語ったものは殆ど始めてのことではないだろうか?ま、そもそも演劇の制作者として個人名で出てきたのが高萩さん位しか知らないのだ。松竹の白井松次郎、大谷竹次郎兄弟が嚆矢と言えばそうなるけれど。天才野田秀樹と盟友高萩宏がバブル景気とともに駆け抜け...

劇団の制作者がこれほど赤裸々に公演の過程を語ったものは殆ど始めてのことではないだろうか?ま、そもそも演劇の制作者として個人名で出てきたのが高萩さん位しか知らないのだ。松竹の白井松次郎、大谷竹次郎兄弟が嚆矢と言えばそうなるけれど。天才野田秀樹と盟友高萩宏がバブル景気とともに駆け抜けた劇団の拡大から高萩さんの退団、そして現在までのクロニクル。

Posted byブクログ