何もしないでお金持ちになる方法 の商品レビュー
この本の対象としているサラリーマンが恵まれ過ぎ。不動産に対する考え方が甘い。 住宅ローンを組む際、団体信用生命保険に加入する。 不動産ローン アメリカ➡ノンリコースローン 日本➡リコースローン
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投資や資産運用にストップをかける本。「金持ち父さん貧乏父さん」を批判している。保険の見直しと賢いマイホーム選びで投資は不要らしい。 しかし、アメリカと日本の不動産売買の違いで投資を批判するのは理解できるが、60歳で1億貯めることができるプロセスは非現実的。著者の計算ではまず、大企業での平均的な退職金2500万、がんばって3000万もらう。次に、5000万相当のマイホームを売却して賃貸マンションを買い、その家賃収入で賃貸住宅に住んで生活することができると主張している。しかし、日本の会社の99パーセントが中小企業で退職金が貰えないところも多い中、このやり方は的外れもいいところだと言える。そんな甘い汁を吸えるのは団塊世代だけで、今の時代には全く合わない。 ただ、「金持ち父さん」を読んで無謀に投資に手を出しそうになった人はこちらも読んでバランスを取るのがいいかもしれない。
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● こうした結果が、「これからは貯蓄から投資の時代」「投資をしないと資産が目減りするばかり」という記事や番組になるのです。極論すれば、広告料欲しさにマスコミや経済誌が投資を煽っているに過ぎないのです。 ● なぜ、お金持ちはギャンブルをしないのでしょうか。それは、ギャンブルは構造...
● こうした結果が、「これからは貯蓄から投資の時代」「投資をしないと資産が目減りするばかり」という記事や番組になるのです。極論すれば、広告料欲しさにマスコミや経済誌が投資を煽っているに過ぎないのです。 ● なぜ、お金持ちはギャンブルをしないのでしょうか。それは、ギャンブルは構造として、胴元だけが儲かる仕組みになっていることに気付いているからです。 ● 保険会社というビジネスは、大きく分けて3つの利益から成り立っています。「利差益」「費差益」「死差益」で、これを専門用語で「保険の三利源」と呼びます。 ● 案外知られていないことですが、相続人が協議をして全員の合意が得られれば、正式な遺言があったとしても、その内容と異なる形で遺産を分割することもできるのです。 ● 生命保険の保険金は、死亡退職金などと同様に「みなし相続財産」扱いになります。税法上は相続財産なのですが、民法上は相続財産とはならず、受取人の固有の財産となります。このため、相続人が、相続を放棄した場合も、保険金だけは受け取ることができるのです。
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