中学受験塾に頼らなくても合格できる! の商品レビュー
最近、考える力をつける中学受験の本を読んでいました。で、反対のテクニック的な中学受験の本を読んでみることにしました。 「塾に頼らなくて〜」というタイトルから塾に行かない受験術かと思ったのですが、そうではありません。というか、あるモノは何でも利用しようという貪欲さを感じます。 ...
最近、考える力をつける中学受験の本を読んでいました。で、反対のテクニック的な中学受験の本を読んでみることにしました。 「塾に頼らなくて〜」というタイトルから塾に行かない受験術かと思ったのですが、そうではありません。というか、あるモノは何でも利用しようという貪欲さを感じます。 模試で偏差値65以上の天才には、必要ないけど志望校に10ほど偏差値が足らない場合は、必読の本です。「行ける学校より、行きたい学校」というのも頷けます。 基本は、志望校の過去問を徹底的に活用して、出題傾向を予想しようというものです。予想問題なんかは「塾がやってくれるはず」と、思っていたのですが、どうも超一流校なら、そういう対策をしてくれるのですが、そうでない受験校には、親切では無いらしいです。 そのため、親がそれをしなくてはいけない。そして、出題傾向をつかんだら、勉強の必要がない部分は大胆にはずして準備していくというものです。 それでは、本当の学力がつかないのでは?という気もするのですが、これは最後の追い込みの話ですね。土壇場で、志望校合格ラインまで成績が伸びない場合は、これでいこうという感じです。 考えて見れば、大学受験って、こういう傾向対策して勝負掛けるよなぁ〜と、思いました。4年生、できれば5年生になったら必読ですね。 一読の価値がある本です。
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2009年刊行。著者は過去問を中心とする勉強法を推奨するタイプの講師であり、一定の合理性はある(特に明確に第一志望が決まっている場合)。個人的には、過去問はどれほど古いものでもそろえた方がよいと思っている。そして、繰り返し出てきている項目を親が抽出するべきなのだろう。長女は中堅校志望で、かつ明確な志望校だった(そこ以外は行かないつもり)ので、本書に書かれている戦略は有益であった。ただし、超難関校はこれが妥当するかは微妙かもしれない。
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娘さん二人を難関中学に合格させた著者が、自身の体験をもとに、合格するための過去問の取り組みについて、その極意の一部を披露している本。詳しくは著者の主宰されている「中学受験実践研究会」へ入会するとしることができる情報のようだが、ここではおおまかなガイドラインを示しているようだ。中学...
娘さん二人を難関中学に合格させた著者が、自身の体験をもとに、合格するための過去問の取り組みについて、その極意の一部を披露している本。詳しくは著者の主宰されている「中学受験実践研究会」へ入会するとしることができる情報のようだが、ここではおおまかなガイドラインを示しているようだ。中学受験を終えられた1人の先輩親の意見としては貴重なものだと思う。 以下概要 ・過去問を分析してい志望校に頻出の分野、来年の出題が予想される分野を中心に学習する。捨てる分野をもつ勇気も大切。 ・国語なら灘・麻布・武蔵の過去問を一度はやることをすすめる(良問のため)。神戸女学院を受けるなら桜蔭の算数を、ラ・サールを受けるなら灘中の算数をやるとよい。 ・トップクラスの学校の過去問に触れておくと、志望校の過去問が易しくみえる。 ・「受験算数の裏技」シリーズはおすすめ ・国語の記述の学習は写経式が効果的。解答を写し取り、根拠となる部分に線をひく。自分の解答の根拠となった部分にも線を引き、比べる。 ・理科と社会は出題が予測される分野の重点学習が効果的。 ・ケアレスミスは致命傷になるので6年のはやい時期までに対策をする。
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いかに「行きたい、行かせたい」学校の過去問が大切か。。。 考えてみれば大学入試と同じ。 特に、国語や社会には、その学校の理念やスタンスがよく現れているのが分かる。 非常に参考になり、何度も読んでます。
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中学受験で、進学塾には通って入るものの、思うように偏差値も伸びずに、では、何をどう頑張ればいいのか悩んでいる方は一読の価値ありだ。 説明会に行って出題のヒントをもらうことは、今や必須である。 忘れてはいけないのが過去問の分析だ。自分で分析シートを作り予想を立てる。ケアレスミスをな...
中学受験で、進学塾には通って入るものの、思うように偏差値も伸びずに、では、何をどう頑張ればいいのか悩んでいる方は一読の価値ありだ。 説明会に行って出題のヒントをもらうことは、今や必須である。 忘れてはいけないのが過去問の分析だ。自分で分析シートを作り予想を立てる。ケアレスミスをなくす。読み違えや解答欄間違えなんて言語道断だ。才能を引き出す訓練を怠らぬようにしなければならない。中学受験は親子の二人三脚で頑張らなければいけないのだが、親としてもどこまでできるのか心配である。
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参考までにぱらぱらと読みました。 中学受験において大事なことを「過去問分析」とし、過去問分析のやり方や勉強のさせ方、学年ごとの勉強法など、かなり!具体的に詳しく載っています。 これから私立の中学受験をさせようという、熱血保護者にはかなりお役立ちかと思います。気合はいりそうです。
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