科学の実験 の商品レビュー
簡単で面白い科学の実験・遊び・手品・工作が180種類も紹介されています。全体を光、音、温度と熱、燃焼、力、電気、磁石、水溶液、酸・アルカリの9つのテーマに分けています。手順や用意するもの、それがどこで入手出来るかも丁寧に書かれています。 その実験にふさわしい学年、難易度、大人と一...
簡単で面白い科学の実験・遊び・手品・工作が180種類も紹介されています。全体を光、音、温度と熱、燃焼、力、電気、磁石、水溶液、酸・アルカリの9つのテーマに分けています。手順や用意するもの、それがどこで入手出来るかも丁寧に書かれています。 その実験にふさわしい学年、難易度、大人と一緒にやらなければならないこと、注意することなど書いてあるので安心です。 例えば、一年生。 〈光〉の項目でペットボトルの中で夕焼けを作る方法(丸いペットボトルと水とワックスと懐中電灯を使います)とか、水の入ったペットボトルを10本並べて、衝立てを置いて、海の青さをつくる方法とか載っています。この本のさらに良いところは「出来るよ」で終わらないところ。ちゃんと夕日が赤く、空が青い訳を光と大気の関係から解説してくれているのです。 〈水溶液〉の項目。〈3年生以上〉では、色の違う砂糖水(密度の異なる砂糖水を作って食紅で色を変える)をコップの中で混ざらないようにきれいに重ねる方法など。 〈力〉の項目では、6年生以上で自転車を片手で持ち上げる実験。2年生以上で、120ml の水を入れた350mlの空き缶を斜めに立てる方法など。 〈電気〉の項目では6年生以上で「鉛筆の芯電池」の作り方、4年生以上で、ソーラー電池とビーチボールとテスターを使って、赤道と北極の気温差の体験、6年生以上で、光合成メーター(ひまわりの模型とソーラー電池とテスターと導線を使う)の作り方など。 〈磁石〉の項目。5年生以上では紙コップマイクの作り方、落ち葉のスピーカーの作り方など。 お子様が自由研究しなければならない方(残念ながら私はこう思うタイプの親。やるかやらないか自由ならやりたくない)、この本便利ですよ。高学年になったら自分でやること見つけてくれるし、科学に興味も持ってくれます。
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