1,800円以上の注文で送料無料

都築道夫の読ホリデイ 下 の商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

都筑道夫氏が、ミステリマガジンで14年にわたり連載されていた「読ホリデイ」を、氏の生誕80年を記念して出版

Posted byブクログ

2011/08/03

時代のせいなのか、サイコ・サスペンスが実に多い。でも、翻訳ミステリはこの頃はまだ読まれていたことがよく分かる。そして突然、訪れた「9・11」。奥さんの死。連載は静かに終わる。小森収氏の解説によると、最後の方は、体調のせいなのか、連載を続けるのがやっとだったのですね。そんな中、急に...

時代のせいなのか、サイコ・サスペンスが実に多い。でも、翻訳ミステリはこの頃はまだ読まれていたことがよく分かる。そして突然、訪れた「9・11」。奥さんの死。連載は静かに終わる。小森収氏の解説によると、最後の方は、体調のせいなのか、連載を続けるのがやっとだったのですね。そんな中、急に西村京太郎の作品を取り上げていたのには、雑誌で初めて読んだときも、そして今回も奇異に感じました。「風の殺意・おわら風の盆」。気になりつつ未だ読んでいません。

Posted byブクログ

2010/01/16

1998年から2002年まで書き続けられた、都筑道夫センセーによる最後の書評&エッセイ集。 毎月、数冊の本の紹介と身辺雑記が書かれている。 都筑センセーの映画や小説に対する考え方が良く分かるものになっている。 個人的には、古典的な本格ミステリに対してセンセーがあまり高い評価をし...

1998年から2002年まで書き続けられた、都筑道夫センセーによる最後の書評&エッセイ集。 毎月、数冊の本の紹介と身辺雑記が書かれている。 都筑センセーの映画や小説に対する考え方が良く分かるものになっている。 個人的には、古典的な本格ミステリに対してセンセーがあまり高い評価をしていないところが驚きだったかな。 やっぱり、そこの留まっていてはいけないということなのかなぁ。

Posted byブクログ