1,800円以上の注文で送料無料

少女探偵の肖像 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/01/06

ミステリ作家の伝記ライター、シシーシリーズ2作目。 ナンシー・ドルーという少女探偵シリーズを書いたキャロリン・キーンの伝記を書いていたシシーは知り合った美術品コレクターのエドワーズから初版本と、その表紙になった女性の肖像画を見せられる。 エドワーズの別宅に招待されたシシーは友人達...

ミステリ作家の伝記ライター、シシーシリーズ2作目。 ナンシー・ドルーという少女探偵シリーズを書いたキャロリン・キーンの伝記を書いていたシシーは知り合った美術品コレクターのエドワーズから初版本と、その表紙になった女性の肖像画を見せられる。 エドワーズの別宅に招待されたシシーは友人達と出かけるが、そこでエドワーズの死体を発見することになる。そして、その犯人としてエドワーズの同居人である彫刻作家のジェイクが浮かび上がった。行方不明になった肖像画が事件に関係していると考えたシシーは伝記の調査と一緒に捜査も開始する。 ナンシー・ドルーファンクラブの会長の娘の名前がナンシーであったり(心情的にそういう設定にするのも理解できるが)、登場人物を整理しながら読んでいかないと人間関係が判らなくなる。 実在した作品と作家の文字通りの伝記としてはおもしろいが、ミステリ作品としては今ひとつ。

Posted byブクログ